4月10日、敬愛する大林宣彦監督が亡くなられた。
奇しくもその日は本来なら新作「海辺の映画館-キネマの玉手箱」の公開初日、新型コロナウィルスの感染の影響で延期となっていたのでした。
茫然自失となったてるてるさんは、喪に服すこと、大林監督の宝物のような作品を観直して、お疲れさまでした、ありがとうございました❗の意を表しましょうと思いました。
最初に観る作品を決めろというなら、これしかないでしょう。
「さびしんぼう」
1985年公開、これは映画館で観ました。
公開前からもうわくわく、そしてずっとナンバー1作品であり続けています。
面白うて、やがて切ない素晴らしい作品でした。
この作品は、大林監督が何度もシナリオを書き続け、練り上げたもので、尾美としのりさんと富田靖子さんが監督の思いを見事に演じてくれました。母親タツコさん役の藤田弓子さんが可愛かったですね。
