「大分県や地元に、たくさんの観光客が訪れ活気づくにはどうしたらよい?」
 

最初の一歩に、「観光客の動向データを分析すること」がおすすめです!
 

大分県域観光マーケティング会議に参加し、「データを客観的に分析して現状把握すること」が大切だと学んだ、旅行系YouTuber&現役温泉ホテルマンです♨

 

 

サムネイル

 

 

行楽の秋🚙

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▽旅行系YouTuber・ブロガーであり、現役の温泉ホテルマンでもございます♨

笑顔で人差し指を立てる男性

 

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その筆者、観光マーケティング」を学ぶ研修に参加いたしました✎

 

「大分県域観光マーケティング会議」です!

令和七年度大分県域観光マーケティング会議

大分県の観光業に携わる方が集まり学びました in 大分市ソレイユ。

後述する観光マーケティングの考え方/進め方を学びました✎


 

どのようなことを学んだのか、簡単にご紹介いたします!(詳細は参加者のみの特権として省略いたします💦)

 

 

▽筆者の感想は、「」

大分観光データ分析で集客アップ

 

 

 

 

最初に、「そもそも観光マーケティングとは何ぞや?」「なぜ観光マーケティングやデータ分析が大切なのか?」をご説明いたします💡

 

 

 

(1)観光マーケティング概論|観光マーケティングとは何ぞや? なぜデータ分析が大切なのか、その理由に納得。

【概論1】「観光マーケティング」とは|観客のニーズを把握し、自分たちの地域に観光客を呼び込む施策のこと。

 

たとえば、以下の4つがございます。

 
  1. 【データ分析(現状把握)】「観光客はどこから来たのか/目的は何か/どれだけお金を使ったなど」、客観的なデータを分析する。
     
  2. 【ターゲットを定める】「国内の60歳以上のご夫婦を対象」「中国の20代女子で、日本ならではの文化体験希望の方を対象」など。
     
  3. 【コンテンツ(内容)を企画する】「国宝の寺院で座禅体験をする」「お茶摘み体験をする」など。
     
  4. 【PR方法(売り出し方法)を決めて、実行する】「行政と観光団体に呼び掛ける」「SNSで個人の口コミで周知する」など。

 

今回の研修では特に、1の「データ分析」をメインに学習!

 

 

【概論2】データ分析が大切な理由|データを集め、客観的に分析することで、効率的かつ効果的に戦略を練られるため

データ分析のイメージ画像。実際に、グラフなどを眺めて分析(現状把握)を行います💡

観光客データ分析

 

データ分析が必要な理由は、下記の2つの課題があるからです。


 

[データ分析が必要な理由(観光業の現在の課題点)2つ]

 
  1. 人手不足が深刻だから(これまでの勘が通用しづらい、マーケティングに専念できない)
     
  2. 観光客の平準化ができていないから(地域や時期にムラがある)

 

 

💡課題1:人手不足が深刻(これまでの勘が通用しづらい、マーケティングに専念できない)

観光業でも人手不足が深刻です💦
これまでのように、「スタッフによる長年の勘で政策を打つ」ことも困難な時代です。
人がすぐに入れ替わったり、マーケティング専門のスタッフを配置できなかったり。
 

あわせて、各社/各者が独自にデータを取得保有しており、観光データの集約や分析が効率的に行われていない課題もあり💦

今回、大分県では「大分県全体&市町村別の観光データを共有・閲覧できるデータベースサービスの提供」を構築中。

これにより、客観的なデータをスムーズに確認・分析できます💻

 

 

客観的な観光データを共有・分析することで、効率的かつ効果的に施策・戦力を練りやすくなります!

 

▽つまり、以下の通りです💡

 
  • 「お金と時間をそこまでかけなくても、客観的なデータを見ることで、スムーズにかつ効果的な戦略を練りやすくなる。」
     
  • 「その道に詳しいベテランスタッフがいなくても、客観的なデータであれば、新人スタッフでも分析や作戦を練ることができる。」

 

 

💡課題2:観光客の平準化ができていない(地域や時期にムラがある)


たとえば、このようなデータがございます。

 
  • 「5月連休や8月のお盆休みには観光客が多いも、2月と6月には観光客がほぼいない」(時期的なムラ)
     
  • 「別府、湯布院、大分市には観光客が多いも、周辺部には観光客が少ない」(地域的なムラ)

 

 

観光客が少ないと、観光産業に大きなダメージが発生いたします💦(経営悪化、活気がなくなるなど)
一方で、観光客が多すぎる「オーバーツーリズム」の問題もあり💦(宿泊施設が足りない、渋滞や混雑の問題など)
 

そこで、国は「観光客の平準化」を提唱。たとえば、以下の通り。

 
  • 「年間を通じて満遍なく、バランスよく、どの時期も観光客でにぎわう」
     
  • 「特定の観光地に観光客が集中するのではなく、全地域に多くの観光客が訪れる仕組みづくり」

 

観光客の平準化を図るためにも、客観的なデータで現状把握が必要です💡

たとえば、「2月はA市には観光客が多いので、B町にも観光客を呼び込む戦略を練ろう」です。
現状を知らずして平準化は難しいので、客観的なデータ分析が必要です!

 
 
このような観光マーケティングの意味、客観的なデータの大切さを最初に押さえましょう💡
そのうえで、「大分県では具体的にどのような傾向やデータ活用方法があるのか」を学び、「実際のデータをもとに観光施策を考えよう」を、今回の研修で実践いたしました✎
 
 
以下、実際の研修会議の概要をご紹介いたします!
 

 

 

(2)観光マーケティング会議|日本や大分の観光客の現状把握、今後行う観光データベースのご案内、実際にデータ分析→呼び込み施策を考えよう!

▽大きく以下の3つのテーマで行われました✎

 
  1. 大分県の観光動態を確認する
     
  2. 客観的な観光データ「大分県版観光DMP」を知る
     
  3. 実際に、「平準化を意識した観光施策」を考える(グループワーク)

 

最初に、大分県の観光動態の現状を確認しました!

 

 

【研修1】大分県の観光動態を確認する

▽ツーリズム大分のスタッフが、グラフを用いてご説明されました。

大分県観光マーケティング会議:観光動態について

 

【💡主な学び内容】

 
  • 2023年、2024年も、日本全体・大分県ともに外国人宿泊者数が増加している(コロナ明けの影響か)
     
  • データ上では、「韓国人=短期旅行」「アメリカ人=長期旅行」の傾向がある。
     
  • ここ数年の大分県での外国人延べ宿泊者数=韓国人が圧倒的に多く(外国人旅行者の40~50%)、中国人とアメリカ人が少ない傾向にある(いずれも同10%未満)
     
  • 2025年、台湾と大分空港との直行便が就航した影響で、台湾からの訪問客が増えている大分県(2018年は12%→2025年上半期時点で20%に上昇)
     
  • 2025年7月、大分県を訪問された韓国人と香港人の割合は、前年を大きく下回る(40~65%の減少)
    「7月5日に日本で大きな地震が発生する」という予言の影響も大きいと推測(予言を受けて日本旅行をキャンセルした外国人は11%というデータもあり)
     
  • 近年、大分県での外国人宿泊者数の月別推移では、「旧正月である1月~2月に多く、夏場は減少傾向」にある。
    「近年の日本の夏は、他の東南アジア諸国よりも暑い」というイメージを持たれているか!?☀

 

この他、大分県10市町村別の観光客データもチェックいたしました✅
 

実際のグラフで現状を捉えることで、課題や魅力が見えますね💡
戦略を練るには、自身の弱みと強みを知ることが第一歩だと学びました🐾

 

 

続いて、観光客の現状が分かる客観的な観光データづくりについてのご報告があり💻

 

 

【研修2】客観的な観光データ「大分県版観光DMP」を知る

▽大分県庁職員が、現在構築している「大分県版観光DMP」という観光データシステムの概要をご紹介。

大分県観光戦略のイラストと写真

 

大分県全体/市町村別/全国の都道府県の観光データを、インターネット上で誰でも閲覧できるシステム「大分県版観光DMP」を、来年2026年公開を目指して構築中です💻

 

このデータベースがあることで、訪問人数や観光消費額などの数値はじめ、どこからどこへ移動したのかの観光導線なども見えます👀
観光客の現状やニーズを把握するのに、かなり便利だと感じました💡
システムのリリース、お待ちしておりますm(__)m

 

 

研修の最後は、これらのデータベースをもとに、実際に大分県でどのような観光施策を講じるべきか。

専門家である大学教授を招き、講義とグループワークを行いました✎

 

 

 

【研修3】実際に、「平準化を意識した観光施策」を考える(グループワーク)

講師は、東洋大学国際観光部の古屋秀樹先生です✎

 

 

💡講義:「閑散期対策・平準化のための旅行商品開発について」|閑散期にどのような施策をするか、データ分析を見誤らないこと!

▽最初に講義を実施✎

観光マーケティング:客観データで需要創出

 

第1章でご紹介の通り、国は「月別訪問者数の平準化」を観光業に求めるようになりました。

 

▽学びのポイントは、以下の通りです。

 
  • 来訪者数データを見て、閑散期を見つけること→「どのボトム(底辺)を改善するか」を洗い出すこと。
     
  • 同じボトム(閑散期)でも、アプローチ方法が異なるので注意!
    →例:大分市のボトムは「6月」「2月」の2つあるが、「6月=宿泊者数が少ない」「2月は日帰り客が少ない」と、原因とアプローチ方法が異なる。
     
  • ボトム改善や収穫のためには、2つの意識行動が必要
    1.「旅行者の目的地選択を念頭にし、競合(ライバル)を確認すること」→どの地域からが少ないかなどを分析。
    2.「旅行者のニーズを深堀して把握すること」→SNSやGooleでの検索ワードやハッシュタグから検索
     
  • ボトム期における来訪者増加(需要創出)のためには、来訪動機をつくるきっかけを設定すること(例:広域周遊プラン、その地域らしさを出したコンテンツづくり、季節ごとに楽しめるコンテンツづくりなど)
    周遊などのプラン内容も随時チェックすること(全コンテンツが同じ時に旬を迎えているかなどを確認)

 

古屋先生の分かりやすい講義で、ボトムの改善哲学を学んだうえで、実際に大分県での観光施策を3名のグループで考えました💡

 

 

 

💡グループワーク:「閑散期6月に、大分県豊後高田市へインバウンドを呼び込む施策づくり|新緑と歴史の豊後高田市を知ってほしい」

▽ワークシートを使って、閑散期の集客プランを考えます!

ワークシートと筆記用具

 

筆者のグループは、若手3名。
うち1名が観光業に携わっている「大分県豊後高田市」を例に、閑散期の観光プランを考えました💡

 

 

▽ワークの手順は以下の4ステップ。

 
  1. 着目したデータの抽出・課題点
     
  2. ターゲット
     
  3. コンテンツ
     
  4. プロモーション方法・期待できる効果

 

▽実際に筆者の豊後高田グループでの例をご紹介!

大分県豊後高田市の観光促進プラン

 

 

1)着目したデータの抽出・課題点

「イベントがなくても、普段の豊後高田市も魅力がある✨自然と文化を大いに感じられるので、6月にも外国人観光客に来てほしい」とのことで、閑散期6月の集客を検討。

 

 

 

2)ターゲット

  • 台湾人と中国人をターゲット。年代は問わない(日本人観光客なら年代を絞る方がよいが、海外の方はどの世代の方も日本の原風景に感動されるだろうから)
     
  • 別府や由布院にご宿泊の台湾人と中国人を、豊後高田市へ誘客する
    →豊後高田市には宿泊施設が少なく、別府市や由布院へ宿泊される観光客が多い(データでは、豊後高田市を訪問された宿泊を伴う観光客のうち、12%が別府・由布院の宿泊施設を利用)

 

 

3)コンテンツ

豊後高田市の中心地にある一大観光地「昭和の町」を起点に、レトロなボンネットバスに乗って下記コースを周遊(1日にすべて回るか、日ごとに1コースに絞るかまでの議論には至らず)
 

▽豊後高田市ボンネットバスの写真

豊後高田市 レトロバス
 

 

▽コーススポット4つ(他の市町村に比べ、「世界農業遺産」「国宝」「昭和時代」が豊後高田市らしさ!)

  1. 「田植え・水田コース」…世界農業遺産である田染荘
     
  2. 「寺院巡りコース」…国宝「富貴寺大堂」参拝、各寺院で写経・護摩焚き・座禅をする。
     
  3. 「ロングトレイル、トレッキングコース」…秀峰連なる国東半島で、寺院をめぐりながらウォーキング
     
  4. 「着物やレトロファッションで歩く昭和の町」…日本で多い江戸時代体験ではなく、昭和時代を楽しむのがミソ!

 

 

 

4)プロモーション方法・期待できる効果

  • プロモーションで訴えたいことは、「新緑の豊後高田市は美しい」「豊後高田市で日本の原風景を楽しむ」こと。
     
  • SNSやプロモーション動画、豊後高田市の広報・観光サイトを通じてPR。
     
  • 実際に豊後高田市に来ていただき、気に入った風景や体験を、個人のSNSでPRされることに期待!
    →個人のSNSの影響力も、近年はすごい!観光地や行政が一方的に発信するだけでなく、「旅行者の実体験」もあると魅力が伝わりやすい
    →まずは日本のファンになっていただき、いずれ「豊後高田市のファン」になってほしい。


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以上が、我々の豊後高田チームの発表です。

時間の都合上、議論や詰めが甘い場所が多々あり、失礼いたします💦

 

▽他のグループからの感想です。

 
  • 「6月に着物は暑いと感じるが(笑)、既存の物を活用したPRは、取り組みやすくお金もかからないので、面白い着眼点だと感じた👀」
     
  • 「個人の発信力や口コミの強さを、近年感じている。地元の行政や観光業者からの発信だけでなく、体験者の声も大きなPRとなる」

他のグループの感想からも学びあり!既存の物の活用&体験者の声が、他の方にも魅力であると感じていただけることが嬉しかったです=客観的な声ですね💡

 

 

研修は以上です。講師や参加者、運営事務局のみなさま、ありがとうございましたm(__)m

今後も客観的な観光データを活用したり、今回の研修でのつながりを大切にしたりで、一緒に大分観光の盛り上げを頑張りましょう🔥

 

 

あなたもぜひ、大分県でお楽しみくださいませ♨
 

 

 

以上です(`・ω・´)ゞ最後までお付き合いいただきありがとうございましたm(__)m

 
 
 
 
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