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”12年ぶりに秘仏と再会✨私の頭がよくなりますように…!あなたも「文殊仙寺」へお参りしませんか?”
おごめ~ん、大分のtakatch親方です(`・ω・´)ゞ
あなたは、頭がよくなりたいですか?賢くなりたいですか?(唐突)
大分県国東市には、学問や合格祈願のご利益で有名な「文殊仙寺(もんじゅせんじ)」というお寺あり。
あなたもお参りされたことはございますか?文殊仙寺の詳細は、後述の第1章でご紹介。
その文殊仙寺、卯年=12年に一度、ご本尊が開帳されます✨
まさに今年2023年が御開帳の年!12月25日(月)15時まで参拝可能。残り3週間です!
▽参拝時にいただくパンフレットやお守りなど。
普段は拝むことができないご本尊=智慧の仏様。直接拝んで、智慧をつけたいですね!
私自身は、📝2011年の卯年御開帳&📝2017年の国東半島六郷満山1300年祭特別開帳の2回、参拝したことあり。
本日、私は御開帳に行ってまいりました(ー人ー)
実質6年ぶりに再会する秘仏のご本尊、歴史と風情を感じました✨
今回は秘仏御開帳や、文殊仙寺の見どころをご紹介!
<✎見どころ3つ>
- 江戸時代の藩主らに大切にされたり、六郷満山という神仏習合文化の中心地だったり、文殊仙寺は歴史文化で重要な寺院であるところ。
- その文殊仙寺のご本尊、決して大きくはないものの、歴史や荘厳さを感じるところ。
- ご本尊以外にも見どころがあるところ。宝篋印塔と千年欅(ケヤキの木)がデカい!
大分県国東市「文殊仙寺の秘仏公開2023」ティザー映像はこちら→https://youtu.be/OsewGHMYONk
✎最初に、地図をご紹介|駐車場は2つあり→体力に応じて選ぼう!
▽文殊仙寺の地図(大分県国東市国東町大恩寺2432)
▽本尊。石段を登った先にあり(表参道駐車場からはたくさんの石段があり→体力に自信のない方は、東参道駐車場をおすすめします)。
▽文殊仙寺の詳細は、📝2015年の文殊仙寺訪問記事にて
このうち今回は、要点3つのみご紹介!
✎1)国東半島の六郷満山文化の中心地=文殊仙寺|布教用の位置づけ
文殊仙寺のある国東半島は、「六郷満山(ろくごうまんざん)」と呼ばれる仏教(天台宗)+神道(宇佐八幡信仰)の、いわゆる神仏習合文化で有名です。
養老2(718)年頃、仁聞という僧が国東半島各地に28の寺院を開創したことに始まります。
その六郷満山文化の中心地の1つが、文殊仙寺。峨眉山天台宗のお寺。六郷満山では、末山本寺(=布教用)の位置づけです。
▽大化4(648)年に役行者(えきのぎょうじゃ)により開創されたといわれます。役行者の像が、文殊仙寺の境内にあり。
✎3)細川氏や松平氏など、藩主からも厚く信仰された文殊仙寺
▽本殿は、江戸時代、現在の福岡県北九州市:小倉城主であった細川氏が寄進されました。
寄進の理由は、「文殊仙寺のある富来(とみく)地域=近畿や江戸への港町として大切にされたから」 です!
▽文殊仙寺の家紋に「雪持ち笹」が使われているのは、杵築藩松平氏の特別祈祷所だったため(松平氏の家紋=幸)
✎3)学問のご利益|三人寄れば文殊の知恵!
「三人寄れば文殊の知恵」ということわざをご存知でしょうか?
文殊仙寺は、その「文殊」にちなむ日本三大文殊です(この他には、京都「切戸の文殊」、奈良の「安倍の文殊」、山形の「亀岡文殊」など、諸説あり)
御本尊は、文殊師利菩薩(今回の秘仏公開の主役)。智慧第一の仏様です。
▽📝2015年の文殊仙寺訪問時は、「智慧の水」をいただきました。境内の湧水で、知恵にご利益があると言われます✎
このように霊験あらたか&近隣の藩主からも大切にされた文殊仙寺、ついに秘仏とお会いします(ー人ー)
✎参拝の注意事項|撮影禁止、拝観料が必要
- ご本尊の撮影禁止!ご本尊には防犯カメラあり&僧侶さんのチェックもございます。ご了承ください。
- 御開帳特別拝観の料金→大人800円、小学生500円(未就学児童無料)
- 拝観時間→9時~16時30分
✎ついにご対面!|本尊は1メートル足らずの大きさ。獅子にまたがります。
▽写真の代わりに、拝観時にいただくお札をご紹介。こちらに描かれている仏様が、まさに今回の秘仏です!
イラストの姿の仏像(銅像か?)が、堂内の奥に鎮座しております。獅子にまたがった文殊菩薩なり🦁
仏像の大きさは、高さ1メートル足らず。歴史もあり、鮮明さもあり。
仏像の前でご焼香をし、頭がよくなるように祈願しました(笑)
▽境内の線香祈願に立つこの柱、実はご本尊とつながっています✨
この柱とご本尊を紐でつないでいる=ご本尊のご利益をこの柱に伝えています✨
撮影やお触りが禁止のご本尊、かわりにこの柱がご利益をもたらします♪柱をなでなでしましょう(笑)
✎なぜ12年に一度なのか|卯年の守り神だから。
ご本尊は、卯年(うさぎどし)の守り神だからです。卯年の春と秋の大祭で御開帳されます。
ただし、2017年の国東半島六郷満山1300年祭りの時も、特別開帳あり。当時の記事&動画を共有します(ー人ー)
- 📝前回2011年秋の文殊仙寺の秘仏開帳記事はこちら→https://ameblo.jp/takatch/entry-11092013651.html
- 📝2017年 国東半島六郷満山1300年祭 文殊仙寺の特別御開帳!記事はこちら→https://ameblo.jp/takatch/entry-12305232490.html
2017年 文殊仙寺など、宇佐・国東半島訪問動画はこちら→https://youtu.be/XOqiUo_swlE
Cf:卯年に特別奉納があるといえば、大分市の「賀来の市」を思い出します。こちらは、卯年&酉年=6年に一度、大名行列が練り歩きます。
- 📝2023年秋 大分市「賀来の市」6年に一度の大名行列記事はこちら→https://ameblo.jp/takatch/entry-12818621302.html
2023年秋 大分市「賀来の市」6年に一度の大名行列 ダイジェスト動画→https://youtu.be/6WuR7JqiCIo
ご本尊以外にも、境内でお参りしたい場所を数か所ご紹介!
✎仁王像
国東半島らしい、かっこいい仁王様が表参道でお迎えします👹
✎鐘
東参道方面に、鐘が2つあり。私も搗かせていただきました(冒頭のティザー映像で音色&私のギャグをお楽しみださい(笑))
▽画像左奥の鐘をご紹介。
もともと文化財指定されていました。しかし、文化財指定=鐘を搗くことができません。このため、文化財指定を解除いたしました。
✎宝篋印塔(ほうきょういんとう)
▽四角い宝篋印塔は、国東半島では珍しいです!(通常の国東塔=丸みを帯びている)
▽高さ9メートル!日本最大級の宝篋印塔なり✨建物2~3階建てに相当するほど、とにかく背が高い!
✎千年欅(せんねんけやき)
人工物だけでなく、自然の壮大さも感じる文殊仙寺。
特別天然記念物に指定されている欅は、樹齢1,000年や1,500年以上とも言われます🌲
見どころやご利益満載の文殊仙寺。秘仏公開も残り3週間。あなたもぜひ、ご本尊に直接お会いし、祈願ください(ー人ー)
以上です(`・ω・´)ゞ最後までお付き合いいただきありがとうございましたm(__)m
「神社/寺院仏閣⛩」動画集→https://youtube.com/playlist?list=PLCP8H0iqHBwBN6zcqlWPYthJTkVIX3hsf