[青年団]「OITA STORY」第13回おおいた青年交流祭｜東京の物語？大分の物語？

”仕事や暮らし、東京の物語に同化する？それとも、大分に暮らす、大分で生きる自分の物語を紡ぐ？”

2015.2.14(Sat) 13：15-21:00、＠大分市コンパルホール、なないろベース参加：４名

おごめ～ん、大分のtakatch親方です(｀･ω･´)ゞ

日付変わり昨日は、大分市コンパルホールにて、「第１３回おおいた青年交流祭」が行われました☆
大分に縁のある青年が一堂に会し、交流を深める年に一度の大交流会☆
広瀬大分県知事も参加され、青年と意見交換するのも大きな特徴です！
実は、なないろベース誕生も、このおおいた青年交流祭がきっかけなのです！！（オリジナルメンバー４名が、偶然この交流祭に参加したのが運命の始まり(笑))

参考：過去４年分の記事をご紹介いたします。

昨　年→http://ameblo.jp/nanairo-base/entry-11797058905.html
２年前→http://ameblo.jp/nanairo-base/entry-11496813693.html
３年前→http://ameblo.jp/nanairo-base/entry-11203658872.html
４年前→http://bungo-ohno-seinen.cocolog-nifty.com/blog/2011/02/9-8c1b.html

今年のテーマは、「OITA STORY」。
仕事や暮らしを振り返り、自分が大切にしていること・役割・課題などを出します。
その上で、自分の暮らし(物語)は、東京の物語に同化する?or大分で自分の物語を紡ぐ？を考え、参加者同士で語り合います！
自分のこと、大分のことを振り返る大きな機会です☆

以下、今年のおおいた青年祭についてご紹介いたします！

【日程】
＜第１部＞
（１）まちなかゴミ拾い
＜第２部＞
（２）ワールドカフェ
（３）県知事との座談会
（４）大交流会

＜第１部＞

（１）まちなかゴミ拾い

参加者がグループに分かれ、大分市街地を散策し、親睦を深める・大分市街地を再発見・ゴミ拾いで地域貢献します！
今回、私の班のコースは「コンパルホール～長浜神社～府内城址～中心商店街～コンパルホール」。
駅北（府内中央口)という、昔からの大分県都の中心地を巡りました。
あいにく、ゴミ拾いの光景画像はエラーで紛失いたしましたが、スポット画像はございます！
今回巡った大分市街地のスポットを紹介いたします！
▽コンパルホール(メイン会場)。受付やゴミ拾いのルール説明が行われました。

▽長浜神社。毎年７月初めには、「長濱さま」祭り=大分県で最も早く始まる夏祭り。

▽大分市消防局（城崎交差点を左折)

▽府内城址公園（現在は公園整備)

▽木下県知事＆上田大分市長の銅像(知事＆市長が並んだ構図は珍しいとか!?)

▽大分県庁

▽大分市役所

▽若草公園

▽透けるトイレ(全国メディアにも取り上げられた変わったトイレ。外から室内が透けている!?)

▽中に入ると、窓に霧がかかり、外から見えなくなります！一応、安心??(笑)

▽縁起通り(途中のお地蔵さんのおみくじにチャレンジ!…小吉。。。orz...)

▽トキハ＆大分銀行赤レンガ館(奥遥かに…)

▽大分駅(まもなく駅ビル完成！県都の駅、大変化！！)

▽コンパルホール着。ゴミもたくさん拾えました！

ゴミの量も、袋では多く感じましたが、予想よりも少なかったです。
割ときれいな大分市街地という印象でした。
また、発展著しい大分駅周辺に、一同驚きました！
駅ビル・OPAM（大分県立美術館)完成間近の大分市。
今春、大きな歴史・建物・影響が県都に起こりますね。
さらに、ゴミ拾いを通じ、結構参加者同士の交流が楽しくできました♪
うちの班は、元気や個性が強い人が多かったのかな？？(笑)
楽しかったですよ＾＾

＜第２部＞

ここからはコンパルホール室内でイベントが進みます！
▽タイムスケジュール

（２）ワールドカフェ

テーマ「OITA STORY」を元に、班毎に熱く語り合います！

大きな流れは…

現状の課題
課題からどのような影響があるのか
その課題の背景・原因
解決策

…です！

［うちの班の例（主な意見のみ）］

１）現状の課題

高速道路（東九州道・中九州道）開通→大分が通過点になる懸念も。
人口減少→若者の働き口がない、大都市に求めてしまう

２）課題による影響

大企業が進出しようとする→But,学校・病院が少ない＆地元の反対→人口流出…の負のスパイラル
みんなよその土地へ行ってしまう

３）背景・原因

地元の魅力を地元の人間が分かっていない（「地元には何もない」のマイナス思考）
少子化←子どもを育てづらい環境（働き口や保育所が少ない、行政支援が少ないなど）

４）解決法

ふるさと納税…地元の魅力を再発見できる＆地方の財政や産業の経済活性化
子育てとことん日本一大分…手当や支援を手厚くする→家族が定住・小さい頃から大分暮らし→自ずと人口が増える＆地域への愛着（「大分は暮らしやすい！」のプラス思考）→自ずと大企業も大分に注目→経済も活性化

　※観光…一過性の人口増・大分活性化で終わる懸念あり。定住で基盤を築こう！

５）もし参加者が県知事だとしたら、何を県民に聞きたい？（Yes/Noで答えられるもの）

「大分でふるさと納税をしていますか？？」

（３）県知事との座談会

各グループで語り合った大分の課題・解決法を、広瀬勝貞大分県知事に紹介。
そして、各意見について広瀬知事がコメントしました。
▽広瀬知事は、第１回から皆勤賞！（１２年間もご参加！）

▽各班の発表

各班の発表では…

子育て環境の整備を。子どもを安心して育てられる環境整備（安全な公園・仕事環境の整備など）が大切。
居場所作りが大切では？→「一生役に立てる（自分が必要とされている）場所」づくりが大分に必要
「芯」（コンセプト）がしっかりした活動を行いたい→その中でコミュニケーションを築きたい
交通の便が悪い。新幹線が必要では？？
OPAM（大分県立美術館）は果たして必要なの？？なぜ大分市内に建設なの??

…など、各方面から課題・提案が出ました。

それに対し、広瀬知事は…
　・大分では、一夫婦あたりの理想の子ども数＝２．８人←→実際の子ども数＝２．１人
　　→理想を大切にできる整備をしたい。また、理想は３人ほどと望む声があるので、そこは悲観的ではなく安心。
　・「一生自分が必要とされている居場所作り」、「芯のある活動」というキーワード・考え方は、ハッとさせられた。勉強になった。
　・先日、富山県知事「５０年越しの活動で新幹線開通！喜ばしい」…うらやましいと感じた。
　 一方、大分では、５０年越しで東九州道が完成。これも大切にしたい。
　また、在来新幹線から、今後はリニア新幹線も考慮する時代だろう。
　・OPAMについては、愛情ある（笑）率直な意見をありがとう。この意見は大切にしたい。
　　紆余曲折（立地や運営方法など）があったのも事実。
　　OPAMは一方的に芸術を押し付けることは目指さず。県民と一緒に成長する美術館を目指す。
…などとコメントされました。

また、今回は、各班で「自分が県知事になったら、県民にどんな質問を投げかけたい?（Yes/Noで答えられる内容）」も考案。
実際に、参加者にYes/Noで質問！（Yes=赤い紙、No=青い紙を提示し、アンケート調査）

たとえば…
　・おんせん県おおいた→自分おすすめの温泉がある？？
　・坐来（東京にある大分のアンテナショップ）以外にも、アンテナショップが必要？？
　・公共交通機関を活用している？？
　・これからも大分で暮らしたい？？
…など。知事の予想とは異なる結果もあり、知事にとって参考になったそうです！

こうして、大分の青年と県知事が直接意見交換できる場があることは貴重ですね！
広瀬知事も、毎年青年と交流できるこの交流祭が楽しみだそうです☆
青年交流祭の醍醐味ですね！

（４）大交流会

参加者１００名以上で、大交流会！

大分の美味しいものを頂いたり、各団体の紹介が行われたりと、丸ごと大分＆青年を堪能できる大交流会！
広瀬知事も、大交流会に参加され、さらに青年と親睦を深めました☆

▽乾杯の音頭は、全国の青年団界の重鎮、日本青年館の山本さま(別府市出身)。
　毎年、私どもなないろベースのことを応援くださり、ありがとうございますm(__)m

▽今年の乾杯は、佐伯市糀屋本店さんの甘酒です♪

▽毎年恒例、豊後高田のイチゴ♪

▽別府市夢現鶏さんのからあげふりかけ

…みなさま、美味しい大分グルメをありがとうございますm(__)m

また、団体紹介では、大分県連合青年団も紹介の場を頂きましたm(__)m
今年は、大分市・臼杵市・豊後大野市・別府大学の青年団員が参加☆

▽今年の実行委員の皆様。大変お世話になりましたm(__)m

▽広瀬知事も、遅くまでのご参加、ありがとうございましたm(__)m

▽最後は、みんなで中島みゆきさんの「糸」を歌って、閉幕☆

…と、あっという間の１日でした☆
毎年のことながら、県内の青年が100名以上一堂に会す＆知事が数時間も参加されるこの会は、全国的にも珍しいそうです！
こうした機会は大切にしたいですし、実行委員や関係者各位には感謝です☆
今回も、新しい出会いあり（しかも県内各地で元気に活動されている方ばかり!)、様々な意見から学ぶことあり、参加してよかったです☆
刺激・元気をたくさん頂けました☆
「大分」という共通のキーワードで、私たちはつながっている☆
私は、大分で自分の物語を続けます☆

実行委員や関係者の皆様、改めてありがとうございましたm(__)m
参加者のみなさま、お疲れ様でした♪
スタッフ・参加者全員、これからもよろしくです＆頑張ってまいりましょう！！

以上、第13回おおいた青年交流祭～OITA STORY～の模様でした。
最後まで読んでくださり、ありがとうございましたm(__)m