こんにちは。たかしゃんです。
今日は、春季休業中に行われた補講についてです!
美大生日記⑦でも書きましたが、ムサビは後期の初めの九月に大学が入校禁止になりました...
そのときの必修授業が「共通彫塑」(以下彫塑)でした。
→共通彫塑の説明はコチラ
ムサビでは基本的に全ての学科が彫刻を行います。
自分が今在籍しているのはデザイン科なので彫刻は思いっきり専門外ですが、
彫刻学科卒で作家でもある先生方から指導を受けます。
これがムサビ、タマビの大きな違いで、デザイン学科でも絵画や彫刻に必修授業でふれることがあるって感じですね
で、オンラインで彫刻ってどうやるんだって感じですが、オンラインの時は自宅で段ボールをちぎってボンドでぺたぺた貼ってました。
作品の講評の際は、写真を撮ってそれを先生が評価する感じ。
デジタル作品とは違って、現実世界にある3次元の作品ですから、そりゃ、先生も生徒もお互いにやりずらい感じがありましたね...
そんなことがあったわけで、彫塑の教授は熱い?ので春休みである2月の後半に補講が行われました。
通常のスケジュールでは、1日3時間×4週間ですが、期間短縮のため1日6時間×2週間という怒涛のスケジュールでした。
そのため補講希望者が少なく、自分のいる基礎デは学年76人なのに7人しか希望しませんでした笑
しかも男は自分一人。さぁ、すげー授業きちゃいましたね(良いネタ)
こんなに時間かけて作品作ったのも初めてなので制作レポート残したいと思います!
まずはモチーフ(お題)ですね!!
今回は....
干し椎茸or煮干し(鰯、飛び魚)
でした。僕は煮干し(飛び魚)選択しました。素材は木。木彫です。
椎茸はあんまり好きじゃ無い(食べ物として)し、イワシの方の煮干しは動きがすくないし、小さかったので、飛び魚の方にしましたね
最初はモチーフの観察からです!
僕自身の癖なのですが、文字でも絵でも細長くしてしまう癖があるんですよね
だから比率が狂わないように意識しました。
これは彫っていってわかったことですが、やはりものを立体的に捉えるのがまだ下手だと感じましたね
デッサンで観察したつもりでも彫っていくうちに「あれ?ここ、こんな形してたんだ」と気づくことが多かったです。
いま、見るとどれもアウトライン(輪郭線)を追ってしまっていますね。
基本的にデッサンというものは3次元→2次元にする作業です。
だからアウトラインはそんなに重要じゃないというか、アウトラインを書いてもそれは観察になりません。それはデッサンで無くイラストっぽくなってしまいます。
これは予備校でも言われましたが、デッサンをみて立体的な構造が理解できるようにしなきゃデッサンじゃ無いんですよね。
この彫塑のデッサンはクオリティこそ求められませんが、自分のデッサン(といかクロッキー)は立体的なものの見方をしてないのは明瞭です。
2日目くらいまでは、デッサンメインに作業してました。その後ラドールという紙粘土の上位互換のようなもので小さな煮干しを作りました。(写真ない,,,すんません)
まだ、ラドールという素材も使いこなせないので形の観察より、ラドールの扱いに苦戦してしまいましたね。友達のラードル干し椎茸が上手だったので、絵が上手いっていうのは、描写の技術もありますが、それ以前にものの観察がうまいということを改めて実感しましたね。
そのあと自分はすぐに木の方に取り掛かりました。
今回は木彫と言っても寄木で製作します。木彫っていうと木の塊から削りだしていくイメージが強いですが、ほぼ立方体の角材から必要な形を切り出して、木工ボンドで接着するやり方でした。
木を切断する作業は全部手作業。電動工具は使えません。両刃の大きめの鋸でひたすら切っていきました。切断の際は床置きできる万力に挟みます。中腰作業になるので腰に結構負担がかかりますね。。
まずは大まかな形に切断して、どんな感じで接続するかをひたすら模索しました。
煮干しなので細長い形をしてます。そのため、接着がかなり大変でしたね。
あと、木目の方向。当たり前ですが、 モチーフの長辺と同じ向きに木目が来るようにします。そうしないと木が割れちゃいますからね。
また自分はねじれてるモチーフを選んだので、木を繋げた時にある程度ねじれがあるように作業を進めていきました。
でそれでだいたい3日くらいは消費しましたね。
自分は観察しながら切り出すみたいな感じで作業してたので、早く木材の切り出しに手をつけたわりには、進みは遅かったように思いますね。
そんなこんなで一通りつながったのがこんな感じ。
煮干しの上面の背中の部分って割と平らなのに左から2個目のパーツを少し下げて付けたために段差ができてます。これが後々苦戦する原因になるんですけどね...
作業してる時はまったく気づきませんでしたが、今見返すと、「なんでそこ、その形で切り出してるの?」とツッコミをたくさん入れたくなります笑。
ちなみに少し隙間に見える棒のようなものはタボといって、連結させた時にねじれに強くなるように入ってます。
作業してるときにあることに気づいたんですよね。「頭の部分細すぎじゃない?」って。
だから、頭の部分に木を足しました
そのあともお腹の部分が厚みが足りないことに気づいて、全体に手を入れながらもお腹の部分にも木を足しました。
これでやっと全体の大きなプロポーションは出たかな?という感じでしたね。
ここまではずっとノコギリで作業していましたが、ここからはやっと木彫らしく、ノミの登場です!
ノミでこつこつと削り出していきます。
これがとりあえず、全体にノミが入ったもの。明らかに違う。
表面をきれいにしようとつなげるような仕事をしてしまったのでメリハリのない悪い意味でぬるっとしたプロポーションになってしまいました。
なんかこの流れ、前にもあったような...
そう!!受験期のデッサンと全く同じ!!
手を描いてるつもりなのにいつまで経ってもグレーのゴム手袋みたいな感じで。。。
ここで最初にやったデッサンでモチーフを観察が生きてくるんですよね。
自分がどうやってモチーフを立体的に捉えていたのか。それが自分が彫刻で表現できる最大限の答えですし、そこに立ち返らないといけないんですよね。
それで立ち返ったら「デッサン全然観察できないじゃん!!」となりまして笑
要は、ぬるっとした彫刻になったのは初めて木彫やったからではなく、彫刻以前、デッサン以前にモチーフを観察できていないからなんですよね。
ここで少し製作に躓いてたら先生からこんなアドバイスが。
立方体を描く時の話。立方体描くときってまずは正面、つまりは一番正方形に近い面を描いてそこから、パースを合わせて上面、側面をかいていきますよね?
でもアウトライン(輪郭線)から描いたらどうでしょう?めちゃくちゃ描くのむずいです。
立体も同じ。自分の実力以上は出せないんだから、一旦アウトライン的なそういう視点でみようとしてみたら?と言われました。つまりは全体感の確認ですね
そうしてみると確かにぬるっとしてるのは変わらないですが、その「ぬるっとしてる具体的な原因」が見えてきました。すげー。
そのあと別の先生からもアドバイスをいただいて
面で捉えて、線を基準にして、観察してみたら?と言われました。
彫刻の場合最初から同じ形にしないで最初は角があってだんだん角を落としていくイメージ。
丸太からいきなり球作るんじゃなくて、立方体作ってから球を作っていくイメージですね。
これもデッサンでも通用する常識的な話ですが、頭でわかってても意外と盲点になってるんですよね
線を基準にするというのは「直線に対してどれくらい曲がってるか?」という相対的な視点で見るということです。
最初にもいいましたが、僕はものを実際よりも細長く見てしまいます。そんな感じで各々、見方の癖は絶対に存在して、如何にしてそこに客観性を持たせられるかが、観察を上手にするコツだと感じます。
そんなアドバイスをいただきました。
ここで「あれ?」となった方。
「アウトラインで全体で見るのに、面で見たり線を基準にしたら部分的にならない??」
ってなりますよね。そうそれが正解なんです
ものの観察は
寄って見る、引いて見るをバランスよく
が非常に大事。これはデッサン、彫刻のみならずデザインも同じですし、書道でも同じことがいえます。
以前なぜデザイン科の美大入試でデッサンをするのか?みたいな質問に「寄って見る、引いて見るという行為はデザインに通じるものがある」みたいな回答している人がいてなるほどなと感じました。
もちろん自分も受験デッサン、デザインを通して痛いほどそれを痛感して理解していたつもりでしたが、まだまだであることに気付かされましたね。もちろんこれが完璧にできることは永遠にないと思います。
でも「なぜ」自分ができないのかの具体的な原因を知れてよかったです。
また1から戻った気持ちになって観察して削ってーをひたすら繰り返します
作業してるうちに頭の角度が気に入らなくて切ったり....
それでやっと完成したのがこちら!
先生から講評で言われたことは...
と。もはや芸術のような領域ですが、「個性」はどんな作品を作る上でも本当に大事。
今や写真だってだれでもきれいに撮れるけど、「写真家」がいる理由って個性。
自分とは何か、美大生日記⑭にも書いたけどやっぱ軸見つけないとですが、その手段が美術・デザインでもたくさんあるんだなって改めて感じました。
一応、1年生の課題での制作はこれで最後です。
新たなことを学べたというよりも、自分の中にあったまだ見えてなかったものが鮮明に見えてきたって感じです。
来年は、その見えてきたものをさらにブラッシュアップして、自分のものに昇華させていきたいとおもいます。!!
彫塑に挑戦してよかったな思いました!
ほんじゃまた。
今日は、春季休業中に行われた補講についてです!
美大生日記⑦でも書きましたが、ムサビは後期の初めの九月に大学が入校禁止になりました...
そのときの必修授業が「共通彫塑」(以下彫塑)でした。
→共通彫塑の説明はコチラ
ムサビでは基本的に全ての学科が彫刻を行います。
自分が今在籍しているのはデザイン科なので彫刻は思いっきり専門外ですが、
彫刻学科卒で作家でもある先生方から指導を受けます。
これがムサビ、タマビの大きな違いで、デザイン学科でも絵画や彫刻に必修授業でふれることがあるって感じですね
で、オンラインで彫刻ってどうやるんだって感じですが、オンラインの時は自宅で段ボールをちぎってボンドでぺたぺた貼ってました。
作品の講評の際は、写真を撮ってそれを先生が評価する感じ。
デジタル作品とは違って、現実世界にある3次元の作品ですから、そりゃ、先生も生徒もお互いにやりずらい感じがありましたね...
そんなことがあったわけで、彫塑の教授は熱い?ので春休みである2月の後半に補講が行われました。
通常のスケジュールでは、1日3時間×4週間ですが、期間短縮のため1日6時間×2週間という怒涛のスケジュールでした。
そのため補講希望者が少なく、自分のいる基礎デは学年76人なのに7人しか希望しませんでした笑
しかも男は自分一人。さぁ、すげー授業きちゃいましたね(良いネタ)
こんなに時間かけて作品作ったのも初めてなので制作レポート残したいと思います!
まずはモチーフ(お題)ですね!!
今回は....
干し椎茸or煮干し(鰯、飛び魚)
でした。僕は煮干し(飛び魚)選択しました。素材は木。木彫です。
椎茸はあんまり好きじゃ無い(食べ物として)し、イワシの方の煮干しは動きがすくないし、小さかったので、飛び魚の方にしましたね
最初はモチーフの観察からです!
僕自身の癖なのですが、文字でも絵でも細長くしてしまう癖があるんですよね
だから比率が狂わないように意識しました。
これは彫っていってわかったことですが、やはりものを立体的に捉えるのがまだ下手だと感じましたね
デッサンで観察したつもりでも彫っていくうちに「あれ?ここ、こんな形してたんだ」と気づくことが多かったです。
いま、見るとどれもアウトライン(輪郭線)を追ってしまっていますね。
基本的にデッサンというものは3次元→2次元にする作業です。
だからアウトラインはそんなに重要じゃないというか、アウトラインを書いてもそれは観察になりません。それはデッサンで無くイラストっぽくなってしまいます。
これは予備校でも言われましたが、デッサンをみて立体的な構造が理解できるようにしなきゃデッサンじゃ無いんですよね。
この彫塑のデッサンはクオリティこそ求められませんが、自分のデッサン(といかクロッキー)は立体的なものの見方をしてないのは明瞭です。
2日目くらいまでは、デッサンメインに作業してました。その後ラドールという紙粘土の上位互換のようなもので小さな煮干しを作りました。(写真ない,,,すんません)
まだ、ラドールという素材も使いこなせないので形の観察より、ラドールの扱いに苦戦してしまいましたね。友達のラードル干し椎茸が上手だったので、絵が上手いっていうのは、描写の技術もありますが、それ以前にものの観察がうまいということを改めて実感しましたね。
そのあと自分はすぐに木の方に取り掛かりました。
今回は木彫と言っても寄木で製作します。木彫っていうと木の塊から削りだしていくイメージが強いですが、ほぼ立方体の角材から必要な形を切り出して、木工ボンドで接着するやり方でした。
木を切断する作業は全部手作業。電動工具は使えません。両刃の大きめの鋸でひたすら切っていきました。切断の際は床置きできる万力に挟みます。中腰作業になるので腰に結構負担がかかりますね。。
まずは大まかな形に切断して、どんな感じで接続するかをひたすら模索しました。
煮干しなので細長い形をしてます。そのため、接着がかなり大変でしたね。
あと、木目の方向。当たり前ですが、 モチーフの長辺と同じ向きに木目が来るようにします。そうしないと木が割れちゃいますからね。
また自分はねじれてるモチーフを選んだので、木を繋げた時にある程度ねじれがあるように作業を進めていきました。
でそれでだいたい3日くらいは消費しましたね。
自分は観察しながら切り出すみたいな感じで作業してたので、早く木材の切り出しに手をつけたわりには、進みは遅かったように思いますね。
そんなこんなで一通りつながったのがこんな感じ。
煮干しの上面の背中の部分って割と平らなのに左から2個目のパーツを少し下げて付けたために段差ができてます。これが後々苦戦する原因になるんですけどね...
作業してる時はまったく気づきませんでしたが、今見返すと、「なんでそこ、その形で切り出してるの?」とツッコミをたくさん入れたくなります笑。
ちなみに少し隙間に見える棒のようなものはタボといって、連結させた時にねじれに強くなるように入ってます。
作業してるときにあることに気づいたんですよね。「頭の部分細すぎじゃない?」って。
だから、頭の部分に木を足しました
そのあともお腹の部分が厚みが足りないことに気づいて、全体に手を入れながらもお腹の部分にも木を足しました。
これでやっと全体の大きなプロポーションは出たかな?という感じでしたね。
ここまではずっとノコギリで作業していましたが、ここからはやっと木彫らしく、ノミの登場です!
ノミでこつこつと削り出していきます。
これがとりあえず、全体にノミが入ったもの。明らかに違う。
表面をきれいにしようとつなげるような仕事をしてしまったのでメリハリのない悪い意味でぬるっとしたプロポーションになってしまいました。
なんかこの流れ、前にもあったような...
そう!!受験期のデッサンと全く同じ!!
手を描いてるつもりなのにいつまで経ってもグレーのゴム手袋みたいな感じで。。。
ここで最初にやったデッサンでモチーフを観察が生きてくるんですよね。
自分がどうやってモチーフを立体的に捉えていたのか。それが自分が彫刻で表現できる最大限の答えですし、そこに立ち返らないといけないんですよね。
それで立ち返ったら「デッサン全然観察できないじゃん!!」となりまして笑
要は、ぬるっとした彫刻になったのは初めて木彫やったからではなく、彫刻以前、デッサン以前にモチーフを観察できていないからなんですよね。
ここで少し製作に躓いてたら先生からこんなアドバイスが。
立方体を描く時の話。立方体描くときってまずは正面、つまりは一番正方形に近い面を描いてそこから、パースを合わせて上面、側面をかいていきますよね?
でもアウトライン(輪郭線)から描いたらどうでしょう?めちゃくちゃ描くのむずいです。
立体も同じ。自分の実力以上は出せないんだから、一旦アウトライン的なそういう視点でみようとしてみたら?と言われました。つまりは全体感の確認ですね
そうしてみると確かにぬるっとしてるのは変わらないですが、その「ぬるっとしてる具体的な原因」が見えてきました。すげー。
そのあと別の先生からもアドバイスをいただいて
面で捉えて、線を基準にして、観察してみたら?と言われました。
彫刻の場合最初から同じ形にしないで最初は角があってだんだん角を落としていくイメージ。
丸太からいきなり球作るんじゃなくて、立方体作ってから球を作っていくイメージですね。
これもデッサンでも通用する常識的な話ですが、頭でわかってても意外と盲点になってるんですよね
線を基準にするというのは「直線に対してどれくらい曲がってるか?」という相対的な視点で見るということです。
最初にもいいましたが、僕はものを実際よりも細長く見てしまいます。そんな感じで各々、見方の癖は絶対に存在して、如何にしてそこに客観性を持たせられるかが、観察を上手にするコツだと感じます。
そんなアドバイスをいただきました。
ここで「あれ?」となった方。
「アウトラインで全体で見るのに、面で見たり線を基準にしたら部分的にならない??」
ってなりますよね。そうそれが正解なんです
ものの観察は
寄って見る、引いて見るをバランスよく
が非常に大事。これはデッサン、彫刻のみならずデザインも同じですし、書道でも同じことがいえます。
以前なぜデザイン科の美大入試でデッサンをするのか?みたいな質問に「寄って見る、引いて見るという行為はデザインに通じるものがある」みたいな回答している人がいてなるほどなと感じました。
もちろん自分も受験デッサン、デザインを通して痛いほどそれを痛感して理解していたつもりでしたが、まだまだであることに気付かされましたね。もちろんこれが完璧にできることは永遠にないと思います。
でも「なぜ」自分ができないのかの具体的な原因を知れてよかったです。
また1から戻った気持ちになって観察して削ってーをひたすら繰り返します
作業してるうちに頭の角度が気に入らなくて切ったり....
それでやっと完成したのがこちら!
先生から講評で言われたことは...
全体的な感じは悪くない。ただここからもっと仕上げていくとなるともっと強い表現が欲しい。
彫刻は模刻(そっくりな彫刻をする)じゃなくて、主観という自分のフィルターを通して感じたものを立体に落とし込んでいく。
その自分の感じたものをどのような要素で表現するかがまだ見えてきてない。
例えばこの煮干しをみて、「シュッとしてる」って感じたとする。それを作品の「どこ」で表現するか。
そんな強い魅力がこの作品にあるともっといいね
彫刻は模刻(そっくりな彫刻をする)じゃなくて、主観という自分のフィルターを通して感じたものを立体に落とし込んでいく。
その自分の感じたものをどのような要素で表現するかがまだ見えてきてない。
例えばこの煮干しをみて、「シュッとしてる」って感じたとする。それを作品の「どこ」で表現するか。
そんな強い魅力がこの作品にあるともっといいね
と。もはや芸術のような領域ですが、「個性」はどんな作品を作る上でも本当に大事。
今や写真だってだれでもきれいに撮れるけど、「写真家」がいる理由って個性。
自分とは何か、美大生日記⑭にも書いたけどやっぱ軸見つけないとですが、その手段が美術・デザインでもたくさんあるんだなって改めて感じました。
一応、1年生の課題での制作はこれで最後です。
新たなことを学べたというよりも、自分の中にあったまだ見えてなかったものが鮮明に見えてきたって感じです。
来年は、その見えてきたものをさらにブラッシュアップして、自分のものに昇華させていきたいとおもいます。!!
彫塑に挑戦してよかったな思いました!
ほんじゃまた。