こんばんは。たかしゃんです。

いま、美大は入試真っ只中。きちんと美大同士カルテル(意味違いますが)を組んでるので多摩美武蔵美の受験日がズレてて両校とも受験ができちゃいます。

そんな中、ムサビ入試を受ける友人がうちに泊まりに来ました。

浪人中はそんなに連絡をとってないし、もちろん会ってもいないです。

久しぶりに会って、作品の写真を見せてもらって驚きました。もうすごい上手。

いやぁ、驚きました。1年のパワーすごいって。たぶん彼なりにも、さまざまな不安と戦ってきたと思いますが、ぜひとも良い結果が出るといいですね。本当に。


あと今日は初めて二輪の教習に行ってきました。

普通免許は夏に取ったので車と原付は乗れるんですよね。

でもやっぱ原付2種乗りたいなって思ったのと、学生のうちが学割効いたり、時間あるしまぁいっかみたいな軽いノリで申し込みました。

教習車はホンダのcb400で意外とデカくてビックリしました。車に乗る時はMTしか乗ってないのですが、バイクのMTの加速はすごいですね。ただスゲェー寒かった。



さてさて、本題に入ります。


先日、自分の学科の卒業生とオンラインですがお話しする機会がありました。

とっても優秀な方で、自分が学科を選ぶ際に知った方です。

そんな自分にとっては憧れの人とお話ししちゃいました。

学生時代のお話しなど様々なことが聞けました。

さまざまな卒業生のお話しや先輩のお話しに共通点があるなと最近感じています。

それは自分のデザインの軸がある

ということです。

入試では突飛なことだったり個性はなくても大丈夫です。勉強とか明白ですよね。答えが決まってる。
デッサンや色彩構成でも一見すると上手く描けば受かりそうですが、抑えなければならないポイントがあります。逆に言えば、そのポイントさえ抑えれば少し技量がなくても受かります。

しかし、デザイナーとして生きていくには確固たる軸が必要です。

確かにデザイナー以外の職業でも必要かもしれませんが、何かをゼロから作り出すクリエティブだとレベルが違うと思います。

デザインをする上でも必要な技術、例えばイラストレーターなどソフトが使えることも必要です。でもそれが使えたところでデザイナーになれるわけではないです。

よく「美大に行かないでデザイナーになれるのか?」という議論を目にします。

もうすぐ美大に通い始めて1年ですが、結論としては

美大に来るとデザイナーとしての技術も学べるが、それ以上にデザイナーに必要な軸を見つけるための時間・環境があり、そして仲間がいる。軸を見つけることは美大以外では滅多にできない。

ということですね。

つまり世で言われる「デザイン」は、ある一定のルールを学び、それを使って情報を整理する。みたいな感じですよね。

よくある例が、「見やすいパワポデザイン!」「伝わるデザイン!」とか。(そういう知識も大事ですが)

自分も、美大に入るまではそうだと考えてました。

しかしデザインとはそうじゃなくて、自分というフィルターを通して作り出したり、整理したものを表現するんですよね。その表現するときに一定のルールがあって、そこを抜き取ったのが世間でいうデザインみたいな。



それで自分の軸を探せる場所が美大です。

デザインは伝える人がいて、初めて成立します。表現しただけならそれはただのアートです。

主観だけではなく、他者の視点で気付けることはたくさんあります。

だからだと思うのですが、先輩たちは友達を作るのが大事とよくおっしゃります。

あとは遊ぶことと、健康に生きること。笑

先輩の真似をしても、先輩のようにはなれませんが、やるべきことがよくわかった気がします。

まぁ、明日には考え方が変わってるかもしれないけど笑

ほんじゃ、また。