今日の漢字リクエスト2019- 33  紀 貫之「手に結ぶ・・」「人はいさ・・」の2和歌を書く | 書道正師範 高須番長 の 書道ブログ

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2019年 4月24日

 

日々、多数のお声掛けをいただき、

誠にありがとうございます。

 

miraokuyonさん。こんばんは。

 

コメント&リクエストいただき、

有難うございます。

 

紀貫之 辞世の句

「手に結ぶ 水に宿れる 月影の

    あるかなきかの 世にこそありけれ」

もちろん、喜んで稽古させていただきます。

 

歌の意味は、

「手ですくった水に映る月影のように、

 有るか無いかわからないような 

 はかない世であったなあ」

と、ありますが、

当時は藤原氏の時代であり、

紀貫之をはじめ、紀氏一族は不遇でした。

 

①楷書です。

 

 

②行書です。

 

③草書です。

「に」「の」「か」「な」は変体仮名を用いています。

 

 

動画もご希望とのことでしたので、

最後に草書の稽古風景を示します。

清書とは別字です。

 

 

 

紀貫之の女手をご希望とのことで、

番長の判断で、紀貫之の最も有名な和歌

「人はいさ こころもしらず ふるさとは 

  花ぞむかしの 香ににほいける」

も、追加で稽古させていただきました。

 

*写真は拝借しました。

   

「梅の香りは 今も昔も変わらない」

といった趣旨ですが、

仮名は本当にむずかしいです。

 

    

百人一首のカルタは、上のような書体で

書かれていると思いますが、

これだけではあまりにも不親切なので、

変体仮名部分を楷書にすると、

下のようになります。

当時の仮名は、いわば「当て字」だったのです。

 

 

miraokuyonさん。

ご希望に叶う字でしたでしょうか?

ご感想をいただければ、幸いです。

 

 

最後まで読んでいただき、

ありがとうございます。

クリックいただけたら嬉しいです。 

 

                                
            

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