【春アニメ】期待度ランキング! | 午前零時零分零秒に発信するアンチ文学

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放送前の期待度ランキング発表、首位には珍しく“オリジナル作品”が登場【Filmarks調べ】

 

■記事

 

映画・アニメのレビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」は28日、来る4月から始まる新作アニメを前に、サービス内のデータをもとに「2025年春アニメ 期待度ランキング」を発表した。

本ランキングは、ユーザーが「観たいアニメ」として登録する「Clip!」の数を集計したもので、2025年3月1日から5月31日までに放送・配信開始予定の作品が対象となっている。結果、1位にはオリジナルアニメ『LAZARUS ラザロ』となり、3,442 Clip!を記録した。

本作は『カウボーイビバップ』の渡辺信一郎が監督を務めるMAPPAとアニプレックス制作によるオリジナルアニメ作品。キャラクターデザインには『BANANA FISH』の林明美、アクション監修には映画『ジョン・ウィック』のチャド・スタエルスキが参加しており、迫力のアクションと、緻密なドラマを描く。

こうした放送前の期待度ランキングはアニメシリーズの続編や人気原作などが上位にランクインすることが多く、展開が見通しにくいオリジナル作品は不利になることがあるが、この度首位につけた。サービスの利用層によって趣向の違いはあるものとみられるが、Filmarksユーザーの間では人気作を抑える期待が寄せられているようだ。

続く2位には『炎炎ノ消防隊 参ノ章 第1クール』(3,025 Clip!)、3位には『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』(2,450 Clip!)がランクインしたほか、意向も続編や話題作が多数登場し、注目度の高さがうかがえる。

以下、ランキング上位20位までの一覧。
1位:『LAZARUS ラザロ』3,442 Clip!
2位:『炎炎ノ消防隊 参ノ章 第1クール』 3,025 Clip!
3位:『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』 2,450 Clip!
4位:『WIND BREAKER Season 2』 1,747 Clip!
5位:『ウィッチウォッチ』 1,438 Clip!
6位:『小市民シリーズ 第2期』1,126 Clip!
7位:『謎解きはディナーのあとで』1,119 Clip!
8位:『九龍ジェネリックロマンス』974 Clip!
9位:『黒執事 -緑の魔女編-』840 Clip!
10位:『TO BE HERO X』831 Clip!

11位:『ヴィジランテ -僕のヒーローアカデミア ILLEGALS-』696 Clip!
12位:『Summer Pockets』 626 Clip!
13位:『阿波連さんははかれない season2』 565 Clip!
14位:『片田舎のおっさん、剣聖になる』 534 Clip!
15位:『真・侍伝 YAIBA』 513 Clip!
16位:『ロックは淑女の嗜みでして』 510 Clip!
17位:『スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました ~そのに~』 502 Clip!
18位:『戦隊大失格 2nd season』 495 Clip!
19位:『ムーンライズ』 461 Clip!
20位:『ざつ旅-That's Journey-』 433 Clip!

(情報元【オタク総研】3月29日)

 

・・・・・・

 

という期待度のランキングらしい。

 

まず初めに、シリーズの続編が結構多いんだよね。そこは残念なところなんだけど…オタク総研のランキングを見る限り、納得の結果でした。

 

それというのも、注目は何といっても…

 

1位の「LAZARUS ラザロ」です。

 

とにかく他の追随を許していません。まるで、ハリウッド映画も顔負けのアメリカ臭が満載。でも、日本のオリジナルアニメなんですよね。他の19作品が霞んで見えてしまうほどのクオリティ。もはや「Vivy -Fluorite Eye's Song-」をも超えている怪物級の作品。ブッチギリです。

 

その第1話は、殆どシナリオらしいところなんてありません…脱獄犯の主人公がいかに人智を超えているかを見せつけてきます。まるで、令和のルパン三世って感じ。但し、武器は最低限のみ。どちらも美女に弱い。

 

そういえば、退廃的な雰囲気が「ルパン三世の第1期」に似ています。

 

「ラザロ」とは、人類の命運を握る「とある人物」を追っているチーム。制限時間以内に捕まえないと世界が滅びる。そこで、ラザロが目をつけたのが、脱獄の常習犯である主人公。卓越した頭脳・常人離れした運動神経の彼に「とある人物」を捕まえさせようとする。何しろ、懲役888年(実質終身刑)の脱獄犯。「無事任務遂行できたのなら自由にしてやる」と。でも、あっさりと脱獄し、逃げられてしまう。第1話は、チーム”ラザロ”が主人公を捕まえるまでの鬼ゴッコ。

 

 

 

■他に期待できるのは

 

◆5位「ウィッチウォッチ」

 

鬼の血統を持つ主人公と幼馴染の魔女っ娘が同棲するって話。代々、鬼は魔女の下僕になる運命にあるらしい。んで、魔女っ娘が修行を終えて再び主人公の前に現れるんだけど、元々おバカだから正しく魔法を使えなかったり、逆に災いを巻き起こしたりしている。まあ、そんな話。気軽に観るには良い作品。

 

 

■圏外の作品

 

今回の春アニメは、結構豊作なんだよね。だけど、その殆どは圏外なのよ。

 

◆ウマ娘 シンデレラグレイ

 

ご存知の通り、競走馬を擬人化した「ウマ娘 プリティーダービー」のスピンオフ。カサマツトレセン学園出身のオグリキャップの物語を描く。4年前にマンガで出ていたんだけど、この度アニメ化。原作同様「序章 カサマツ篇」「第一章 中央編入篇」「第二章 白い稲妻篇」「第三章 永世三強篇」の順に配信と思われる。

 

 

◆最強の王様、二度目の人生は何をする?

 

タイトル通りに「史上最強の王様」といっても、それが解るのはストーリーが進んだ後なのだ。まずは、突然に死がやってきて異世界で「赤ん坊」に転生する。但し、記憶は前世から受け継ぐ。まるで、どこかでよく似た話だと思っていたら、異世界転生の名作「無職転生」な感じ。勿論、前世と現世では世界自体の「理(ことわり)」が違うんだけど、それよりも一番の違いは、主人公が王様時代に過ごした家族と現世の家族との「温もり」が全然違うというところにある。さて、王様だった子供は、この新しい世界でどのように変わっていくのだろうか?

 

 

◆ボールパークでつかまえて!

 

コレは希少価値です。球場の裏方にスポットを当てた作品ですね。主人公はビール売り子ギャルのルリコなんだけど、実際には有り得ないくらい不真面目で馴れ馴れしくて図々しい。もしも、リアルでこんな事やっていたら即クビだろうなと思うんだけど、問題は「なぜそんな面倒臭い演出をしているのか?」というところなんだよ。そうでもしないと、裏方の大変さが解りにくいからなんだよ。警備の人もそうだし。因みに、球団のモデルは千葉のあの球団。第1話で迷子になる女の子(ミクちゃん)がメッチャカワイイ。皆さんも是非観てみてほしいね。

 

 

◆ある魔女が死ぬまで

 

ABEMAで第1話が配信されていたので観てみた。正直、タイトルから期待してなかったんだけど、観終わった後は見事に裏切ってくれた。まずは、自分の誕生日に「アンタの余命は呪いによって残り1年だよ」と宣告した師匠に非人間的なものを感じたんだけど…。主人公の魔女っ娘に「それ程の危機感がない」ってところがポイントなのね。呪いを解くには、嬉し涙を1年以内に1000個集めなければならない。メインの話は、多分、嬉し涙を集める過程を描かれる…つまり、出会った人達のサイドストーリーになると思うんだけど、筆者はこういうの大好物なんだよね。面白くなると思う。

 

 

◆一瞬で治療していたのに役立たずと追放された天才治癒師、闇ヒーラーとして楽しく生きる

 

早い話が「医療ファンタジー」だね。主人公は、まるで異世界のブラックジャック。治癒師の免許を持っていない闇ヒーラー。誰に教わることなく全て自己流で覚えたという。故に、この世界の常識では治せない傷や病気を完治させてしまう。筆者が気に入っているのは、主人公のクールなキャラは勿論の事、周りに人間が殆ど居ないところ。第1話に登場する奴隷の獣娘なんて「盾の勇者の成り上がり」のラフタリアみたいな境遇。筆者は、ああいうタイプのキャラに弱いのよね。

 

 

■お知らせ

 

4月11日より「ヤマトよ永遠に REBEL3199 第三章 群青のアステロイド」が上映されます。それに伴い、ブログは休みに入ります。