■概要
突如ストーカーに刺され、目覚めると最弱ゴブリンに転生していたゴブ朗。
喰えば喰うほど強くなる【吸喰能力】で異常な進化を遂げ、
あっという間にゴブリン・コミュニティのトップへ――
弱肉強食の異世界で、有能な仲間達とともに生き抜いていく痛快下克上サバイバル!
怪物転生ファンタジーが蠢き出す!!
(C)金斬児狐・アルファポリス/リ・モンスター製作委員会
刺殺から始まる怪物転生記。
早い話が「ゴブリンの赤ん坊」に転生してしまったお先真っ暗なストーリー。
なんだけど…何というか、その絶望感が反って興味をそそる。
■登場人物
■第1話 Re:Born
製作会社のミスなのか、敢えてネタを明かしていないのか?
生前の主人公・伴杭彼方(ともくい かなた)の話が殆ど説明されてないのよ。
オイラは多分、後者だと思うんだよねえ。
何せ、伴杭彼方が転生したゴブ朗は、他の仲間とは違って生まれた時から特殊能力を持っている。やっつけた敵のモンスターの特技をラーニングしたり、同じく敵の特殊防御を引き継いだり出来る訳だ。
それにだ。「群れ」の本能を理解しており、仲間のゴブ𠮷に上下関係なるものを身体で叩きこんでいる。だから、誰も逆らえないようにしているのだ。
仲間は少しずつ増えていき、気が付けば纏まった組織が出来ている。全てはゴブ朗の統率によってチームが作られ、ゴブリンの弱っちい戦闘能力では到底倒せない魔物を組織で壊滅させていき、成長→クラスチェンジして行く。
その様子に、育ての親である長老もご満悦な様子。
■感想
なぜゴブ朗だけが、特殊能力を持っているのか?
これについては、伴杭彼方の記憶に何かがある。
つまりだ。前世の自分自身がESP(超能力者)だったということになる。
前世も転生者だったのか?
それとも、自然に発生した能力なのか?
或いは、人造の異能力者だったのか?
だとすれば、その組織も目的が無ければならない。
これらの伏線を残してあるところが非常に興味をそそりますね。
地味だけど、今年の春アニメって掘り出し物が多いかも知れない。
昨年の秋~冬アニメがさっぱりだったので、なおさら期待したいですね。