「残さず食べるのは大事」だが…
■記事
実業家の西村博之(ひろゆき)氏(47)が9日、ABEMA「Abema Prime(アベプラ)」(月~金曜後9・00)にMCとしてリモート生出演し、学校給食を巡るふりかけ論争について自身の考えを語った。
兵庫県川西市の中学校で、生徒が自宅からふりかけを持参することを許可する試みが行われている。白米などのフードロスを減らす観点からの方針だが、市議会で紛糾している。
この議論に対し、ひろゆき氏は「出された料理の味を変えることは、すごく失礼で下品であるということを知っておいた方がいいと思うんですよね」と猛反対の意向を示し、スタジオからは驚きの声が上がった。
「残さず食べるのは大事ですよ」と大前提を口にしつつも、「作った人が、失敗したのは別にして、これでおいしい料理ですよというのを残さず食べるのは、人としてあるべき姿だよねと教えるべきで、だから味変とか良くないと思う」と、かたくなな姿勢を貫いた。
ご飯だけが残ってしまう状況を減らすための“ふりかけ持参OK”だが、ひろゆき氏は「それは食べ方のバランスが間違っている。こういうおかずだったらこういうバランスで食べるべきだよねと学ぶべき」と、別角度から指摘。進行役の平石直之アナウンサーからは「食育!」と感心していた。
(情報元【スポニチ】2月9日)
コレってねえ、ヤフコメでは結構反発があるようだけど(緑字の部分ね)結論から言えば、ひろゆきは間違った事を言ってないんだよねえ。
要するに「出された料理に敬意を払う」っていう意味で、ノーマルな状態で頂くのがマナーと言っている訳だ。ところが、中には「そのままでは食べられない」人だっていることだろう。そういう意味で「ふりかけ」で食べる事もアリな訳よ。
だがね、問題はそこじゃないのよ。
「ふりかけ」というのは、あくまでも世間一般という意味での話。
例えば、ラーメン屋で卓上に置かれている胡椒をふりかけて頂くのは何の問題もない。勿論、店主によっては「俺が出したラーメンの味を勝手に変えやがって、面白くねえな」って思う人もいるだろう。一方で「後から胡椒を入れられたほうが俺としては腹が立つ。何か味を否定されているみたいだし」って思う人もいる。
でも、そんな事を一々気にしていたら折角の料理が食べられない。
なので、定食屋の卓上に「ふりかけ」が置かれていたのなら、また、別途で売られていたのなら、それらをメシにかけたりして食べる分には問題がない。
だがね…(赤字の部分)
自宅からふりかけを持参すること
ここが問題なのよ。
しかも「学校が持ち込み許可をしている」って一体何を教えているんだか。。。
無論、その学校ではOKという意味なんだろうけど、人に物を教えるという観点で行けば、公共の食事場で私物を持ち込んで頂くのはご法度なのよ。
これがテイクアウト、各家庭で食べるなら別に構わないが、公衆の場だからねえ。
「ふりかけ」などの調味料も、食べる店で用意されているものなら誰も気にしないだろう。だが、自宅から持ち込まれたものって、他人から見れば「一体どういう経緯で持ち込まれた調味料なのか?」判らないんだ。よく「ボクはいつもマヨネーズを持参しているんだよ」なんていう奴がいるけど…
衛生管理上、非常に好ましくないのだ。
傍からは「ちょっと常識ないんじゃない?」って見えるだろう。
少なくとも、オイラはそういう風に取るね。不快な気分になる。
それで、もしもその店とかで食中毒なんて発生したら、絶対に追跡されるよ。
「私物を食器に混入した奴がいる」ってね。
勿論、中には「持ち込みOK」の飲食店だってあるだろう。
それでも、本来は良くないって事を大人として覚えておく必要があるのよ。
これでは、該当の中学校が義務教育の体を成してないと言わざるを得ないね。
だから…
「ふりかけ」くらいケチらずに、ちゃんと学校から用意してあげて欲しいねえ。