【クロスカブ110】年末年始オイル・エレメント交換 | 午前零時零分零秒に発信するアンチ文学

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※この記事は、2023年12月30日に投稿されたものです。

 

みなので、そこでカブちゃんのオイル交換をするつもりだったんだけど、予報では何と「雨」らしいのよ。何てツイてないのか。

 

仕方がないので、30日って夜勤なんだけど、昼間に「サクサク」って終わらせることにした。

 

■エンジンオイルの乳化

 

前回交換時から、走行距離1000kmを少し超えてしまったんだけど、抜いて驚いたね。スンゲェ乳化してんじゃねえのよ。確かに、カブ系のエンジンはオイルが乳化しやすいと言われていたけど、こりゃたまげたね。

 

 
んで、下がオイルエレメントな訳よ。
 
 
こっちは前回から3000km経っていたから、やっぱり…
汚ったねえよなあ。なので、早速交換しちゃいましょう。
 
 
下が、エレメントの蓋に付いているパッキン。
コイツは毎回交換する事だね。
 
隣が、オイルのドレンワッシャー。こないだはホンダのディーラーから点検のついでにオイル交換して貰ったけど、懸念は的中。ドレンワッシャーまで古いやつを「まんま」再取付けされてた。だから、乳化したんじゃねえのか?
 
古いドレンワッシャーからの隙間から湿った空気が入ったせいで、オイルと空気中の水分が混ざった。でないと、こんなに乳化することはない。
 
トルクの〆方も、ちゃんと24~25Nで締めたのかも疑問だね。
多分、やってないだろう。
 
 
これでは、多分「乳化オイル」が底のほうに残っているだろう。
だから、カブちゃんを右に少し傾けてやる。
 
そしたら、また少しずつチョロチョロと出てくる。
 

カブ乗りの皆さん、見えますか?

真中に見えるラーメンの脂分みたいなやつ。
コイツが底に溜まってた、いわば濃縮された乳化オイルな訳よ。
 
 
コイツは「ただ流して、単純に交換しただけ」では、乳化が薄まる程度にしかならない。だからここは、余っていた古いオイル(400ccくらい)を投入。それで、更に落とす。古いオイルといっても、出てくる時は無色透明。
 
いかに、えげつない乳化だったかが判るというもの。
 
カブちゃん、それでも我慢して一生懸命に走ってくれてたんだね(涙)
でも無理しなくてもいいよ。エレメントもオイルも新しく替えてあげるからね。
 
 
■エレメントとエンジンオイルの交換
 
 
新しいエレメント
アマゾンで購入しているやつね。
 
下は、エレメントの蓋をパーツクリーナーで清掃。
十分に拭き取った後、エンジンオイルをコーティングした新しいパッキンに交換。
エンジンオイルのドレンボルトも、パーツクリーナーで清掃後に拭き取る。
ワッシャーは新しいものに交換する。それぞれ準備しておく。
エレメントのケースも、ちゃんとオイルを拭きとって清掃しておく。
 
 
さて、交換ですが、エレメントを取り出した時の状態をよく見ておく。

取付順は「エレメント(黒い部分が向こう)→バネ→蓋→ボルト」になる。

【下の写真参照】

 

特に、エレメントとバネの順番を間違えると、蓋のほうにエレメントが寄るので、結局オイルは逆流するわ、パッキンは変形するわで、知らぬ間にどんどんオイルが漏れて行くから注意ですね。
 
ボルトのトルクは左右両方共「10N」
 
 
後は、いよいよ、オイルを入れるだけ。
エレメント交換時は、850ccみたいだから、それに従う。
 
入れた後、レベルゲージで量を確認した後、エンジンをかける。
5分程アイドリングをして止める。
 
再度、オイル量を計る。
問題なしですね。
 
 
■ついでにワックスもかけておく
 
自動車のようにコーティングするところが少ないから、結構短時間で出来る。
因みに、下のやつ「かなりいいワックス」です。
 
 

うん、ビューティフル!

まるで新車みたい。