※この記事は、2023年12月30日に投稿されたものです。
年末が休みなので、そこでカブちゃんのオイル交換をするつもりだったんだけど、予報では何と「雨」らしいのよ。何てツイてないのか。
仕方がないので、30日って夜勤なんだけど、昼間に「サクサク」って終わらせることにした。
■エンジンオイルの乳化
前回交換時から、走行距離1000kmを少し超えてしまったんだけど、抜いて驚いたね。スンゲェ乳化してんじゃねえのよ。確かに、カブ系のエンジンはオイルが乳化しやすいと言われていたけど、こりゃたまげたね。
んで、下がオイルエレメントな訳よ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20231230/16/takasroom2013/e0/bf/j/o0810108015383408584.jpg?caw=800)
こっちは前回から3000km経っていたから、やっぱり…
汚ったねえよなあ。なので、早速交換しちゃいましょう。
下が、エレメントの蓋に付いているパッキン。
コイツは毎回交換する事だね。
隣が、オイルのドレンワッシャー。こないだはホンダのディーラーから点検のついでにオイル交換して貰ったけど、懸念は的中。ドレンワッシャーまで古いやつを「まんま」再取付けされてた。だから、乳化したんじゃねえのか?
古いドレンワッシャーからの隙間から湿った空気が入ったせいで、オイルと空気中の水分が混ざった。でないと、こんなに乳化することはない。
トルクの〆方も、ちゃんと24~25Nで締めたのかも疑問だね。
多分、やってないだろう。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20231230/16/takasroom2013/4d/f0/j/o0810108015383408620.jpg?caw=800)
これでは、多分「乳化オイル」が底のほうに残っているだろう。
だから、カブちゃんを右に少し傾けてやる。
そしたら、また少しずつチョロチョロと出てくる。
カブ乗りの皆さん、見えますか?
真中に見えるラーメンの脂分みたいなやつ。
コイツが底に溜まってた、いわば濃縮された乳化オイルな訳よ。
コイツは「ただ流して、単純に交換しただけ」では、乳化が薄まる程度にしかならない。だからここは、余っていた古いオイル(400ccくらい)を投入。それで、更に落とす。古いオイルといっても、出てくる時は無色透明。
いかに、えげつない乳化だったかが判るというもの。
カブちゃん、それでも我慢して一生懸命に走ってくれてたんだね(涙)
でも無理しなくてもいいよ。エレメントもオイルも新しく替えてあげるからね。
■エレメントとエンジンオイルの交換
新しいエレメント
アマゾンで購入しているやつね。
下は、エレメントの蓋をパーツクリーナーで清掃。
十分に拭き取った後、エンジンオイルをコーティングした新しいパッキンに交換。
エンジンオイルのドレンボルトも、パーツクリーナーで清掃後に拭き取る。
ワッシャーは新しいものに交換する。それぞれ準備しておく。
エレメントのケースも、ちゃんとオイルを拭きとって清掃しておく。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20231230/16/takasroom2013/74/ee/j/o1080081015383408642.jpg?caw=800)
うん、ビューティフル!
まるで新車みたい。