Twitter-JPの運営側ツイートが闇で...(・・;)


Twitter本社の運用ルールをほぼ日本語に訳しただけで、Twitter-JPの運用実態との齟齬が生じている。

例①

先頃、政府批判をしていたアカウントが凍結云々、記事にアップしましたが、その中に、以前本人に対してTwitter-JPより何ら警告・注意も無いまま、知らぬ間に凍結(シャドウバン)をされ、引用RT出来ない、検索に引っ掛からないという事態に遇っていた方がいらっしゃいました。なので事実と違います。


例②

総理応援団としても名高い有名な作家や医者で、人種差別・国籍差別のヘイトスピーチ的ツイートを繰り返しているアカウントに対して、色々な方々が運営に通報していても、Twitter本社がトランプ大統領のツイートにしたような「警告」は手前に表示していないし、ましてや凍結措置もしない。凍結している所を見た事が無い。なのでこれも事実と違います。


端的に確認しても、どうもTwitter-JPの現経営陣、運営側に健全性が感じられない。


アメリカで起きているデモについて。

警官に対して「Sir」「I can't breathe」と訴え、 「Mam」と泣き、抵抗を見せない黒人男性に対し、膝で首(頸動脈)を動かなくなった後も執拗に抑え続けた、白人至上主義思想の警官。その後、黒人男性は息を引き取り、帰らぬ人となる。

もう何年も繰り返される悲劇。

黒人差別問題。というか、根深く蔓延る白人側の優生意識問題。

これを受けて、ミネアポリスやNYC、そしてワシントンDC等々で人種を越えたプロテストデモが起こる。

その最中、ワシントンDCでは大統領がホワイトハウス近くの教会で写真を撮りたいというだけの理由で、デモをしていたプロテスター達に催涙ガス弾やゴム弾を撃ち込み排除を試みた。当然、この仕打ちにプロテスター達は怒りを露わにする。クオモNY州知事も大統領の馬鹿げた行動に怒る。


この怒りをより大きなうねり・暴動へと変化させた原因が他にもある。


①警察への抗議という訴えでデモをしているプロテスターやANTIFAだけでなく、略奪だけを目的としたルーター(Looter)、そして反資本主義・無政府思想の破壊だけを目的とする黒ずくめの集団・ブラックブロック(Black Bloc)が同時期に活動した事。

②白人至上主義思想グループがANTIFAになりすまし、Twitterを使って暴動を煽った事。

③大統領が「暴動はANTIFAがやった、だからテロ組織に認定する。そして、国軍によるデモ制圧も選択肢として有る」といった主旨の発言をし「市民に銃口を向けるとは何事だ!愚かだ!」とプロテスターやANTIFA、リベラルの市長や州知事から反発を買った事。

因みにANTIFAは反ファシズム(anti-facism)という志向的・思想的行動であり、組織ではないので明確なリーダーも存在しない。

それを大統領が(自分の行なった事を棚に上げて)テロ組織だと言ったので非難が噴出。

その為、余計にデモ活動が収まらなくなっているのが現在。


しかし、日本といえば「トランプ大統領、極左集団ANTIFAをテロ組織に認定と発言」とだけの、ちょっとズレた、掘り下げ方・解説が足りない報道状況。


ANTIFAを疎ましく思っているトランプ大統領からすれば、日本の報道は素晴らしい!という事に。

クオモNY州知事のようなリベラルからすれば、日本の報道大丈夫か?という事に。


現在のところ、日本ではルーターやブラックブロックと一緒くたにされて、かなりの確率で『ANTIFAは100%極左のテロ集団』という、トランプ大統領の言葉そのままの印象付けになっていると思う。


つぶやく青い小鳥 Twitter-JPが最近目に見えて変になってきている気がする

特に顕著になった、契機ともなった時期といえば2つ。
その前に大きな変化も1つ有った...


つぶやきTwitterデモと云われる程のムーブメントになった検察庁法改正案反対と、その後の法案取り下げになった時期

②木村花さんへの誹謗中傷による痛ましい事件と、それに伴って高市総務大臣からの投稿者特定に関する改正発言をした時期

この②番目は本来、サービスを提供している会社が誹謗中傷・暴力の煽動といったコメントを厳格にチェックすべきであり、国からの要請に対しては何はともあれ情報開示せよというのは、事件性・犯罪行為云々抜きで恣意的運用がなされる危険を伴う事だけは述べておく。


なぜ、②番目に関して注釈を付けたかというと、冒頭の方で触れた『その前に大きな変化も1つ』というのが絡んでくる。

それは今年2月に日本青年会議所(以下JC)とパートナーシップの締結をした事。

JCといえば、自民党の支持団体であり、以前に中国や韓国、また報道機関に対してSNS上で誹謗中傷のコメントを繰り返した「宇予(ウヨ)くん」なるキャラクターアカウント問題で謝罪した過去が有る。


それを踏まえて、高市大臣の②に関する発言が出た辺りから、とある与党議員に関する記事を引用して呟くと“パスワードを変更して下さい”等の凍結事例が頻発。


また、トランプ大統領のツイートに対して、米国法人は不適切なツイートだとして、一時的にアカウント凍結した事を触れ、

(日本の公人や有名人が発する、暴力や中韓ヘイトやレイシズム・セクシズムを煽動するようなツイートに対して) どうして米国法人と同様に、日本法人は厳しく対処しないのか?出来ないのか?と皮肉のツイートをした人が、程なくアカウント凍結されるという事が発生。


どうもTwitter-JPは隠そうともせず、あからさまに言論統制に近い動きを見せ始めている。大変危惧すべき状況に陥っている。

自由闊達な言論空間という、SNS本来の役割を放棄するつもりなのだろうか?

追記
日付が変わる頃、政権の政策に対して批判(決して誹謗中傷ではない)をしていた方々、反ヘイト団体、そして、あろう事か立憲民主党・石垣のりこ議員の後援会事務局のアカウントまで凍結した。
「おかしい」なんて生半可なレベルの話じゃなくなってきている。
間違いなく言論統制のレベルであり、憲法の下での言論の自由を侵す行為だ。