7月20日に財務省事務次官に太田充主計局長が就任。あの森友学園に関わる公文書改竄問題の折、理財局長として対応していた役人である。

この官邸に覚えの良い人間を事務次官に据え、財務省に消費税減税のネゴシエーションをさせるのだろう。

今の動きを見ていると、たぶん与党・官邸は選挙に打って出るだろう

『10月に消費税減税を国民に信を問う!』


聞こえの良い理由だが、そこに透けて見えるのは...

①「有権者が消費税減税にNOを言う訳がない。よって与党の大勝は約束されたようなもの!」

②「消費税減税選挙をすれば、コロナウィルス対策も含めたここ数年の失策をかき消す事が出来る。」

③「選挙の名目は消費税減税だが、大勝した暁には与党は国民の信を得たとして憲法改正論議を推進しよう!」

まあ、こんな所でしょう。

ああ、もう1つ有った...

「選挙に大勝した総理大臣なのだから、余人を以て代え難い!とか言って、4期目も是非!」

とか言い出しそうだな。 

時が経てば国民は忘れるもんだ!と言わんばかりに。
人工呼吸器(人工心肺装置ECMOを含む)の装着件数が、東京&大阪を中心に上昇トレンドに入った。

https://crisis.ecmonet.jp/

装着期間が長めとなる傾向が強い今回のコロナウイルス。

そこに、最近の感染確認者数の急増。

ある程度一定の確率で重症化すると考えるのであれば、分母の値に相当する部分が急増するのは本当に拙い。

現時点で、かなり余力が無くなっているという話も聞こえてくる。

8月に入ると同時に、関東圏&関西圏で医療崩壊が目に見える形で始まるかもしれない。


PCR検査数を絞り、無症状感染者の早期隔離措置を怠ったツケと、通勤時の満員電車&バス、そしてGoToトラベルの前倒しによる拡散のツケが怖い。


検査機関の体制から、東京都の24日〜27日にかけての感染確認者の数字は低く出るだろうねと、親戚と話してました。

7月24日→260人
7月25日→295人
7月26人→239人
7月27人→ ? 人

しかし、1番気にしていたのは、今日の陽性率。
7月23日の検査数997件から判明した数が239人だとしたら、陽性率が約23.9%

海外で防疫上スタンダードとなっている、日本よりはるかに緩やかな基準で取り組まれているPCR検査だと、陽性率2〜3%

このパーセンテージが出る程度の検査数で、ようやく無症状感染者を一定数とらえる事が出来ていると考えているようだ。

それを考えると、いったい都内はどれ程蔓延しているのか?

同じ事は東京隣接県、大阪府とその隣接県、そして名古屋市にも言える。

まあ、宮城県・仙台市も安穏とはしていられない状況ではあるが。