ロシアが侵略を止めれば戦争は終わる。
ウクライナが抵抗を止めれば国が無くなる。
それなのに簡単に「戦闘が終わるまで国外に逃げれば良い」と、某政党創業者で現在テレビコメンテーターみたいな事をやってる人が言う。
戦闘が終わった頃には帰る国はもう存在しないかもしれない、その事を忘れてはいないか?
今の戦争で弱者であり、未来有る子供達の命が奪われているのは、当然ウクライナ側だけなのである。
そして、この状況を見て、核抑止力として戦術核兵器や戦略核兵器のシェアを議論すべきだ、そう声高に言い始めた我が国の元首相と所属会派の議員達。
仮に核兵器を配備となれば、あくまで日本は米国の核兵器配備地というだけの位置づけであり、単なる米国防衛の最前線としての機能しかなさないであろう。
なぜ、有事の際、米国は日本の要請を隈なく実現してくれると思うのか?あまりにも短絡的としか思えない。
なぜ、戦争による核兵器被爆国で、核兵器を無くす方向に向かわず、核兵器に頼る方向へ向かう話になるのか?
新たな核兵器保有は、他国から新たな不信を抱かれると何故考えないのだろうか?