ポッキーやプリッツが好きな姪っ子に
「君が産まれる前はこの箱一杯に菓子が詰まっていたんだよ。今やスカスカだね...」
なんて話を。
平成から令和になり、この間ずっーとシュリンクフレーションが続き、ここのところの海外の経済成長とインフレによる価格上昇に、急激な円安によるレバレッジ効果で輸入材料の高騰。
企業は価格据え置きのまま、中身を減らすのも限界に来て、販売価格そのものを値上げしないといけない状況へ。
しかし、日本の世帯所得はそれに見合った程の上昇も無く、むしろ低下している状況。
労働の対価よりも株主への配当が優先される、金融工学の負の一面なのかもしれません。
こんな状況下で、現与党の考えている事は「権力者を縛る憲法」から「国民の権利を縛る憲法」への改正と、実質的な輸出企業の消費税補填の財源と化している消費税のアップ。
これを実現すべく、今夏の参院選に勝利し、数の論理で押し切れる『改選無き黄金の3年間』を手に入れようと、それこそ躍起になるでしょう。
それも、得票を伸ばすには都合の悪い消費税アップの話には蓋をして、政情不安定な世界を守れるのは自分達であり、その為には国防の増強は避けられない!と強い口調で。
まるで戦前の日本政府のように。