ここ2年程度、現状の日本の金融&経済政策に、今のままでは希望が持てない、リスクが多過ぎると感じ、リスク分散の為に外貨建ての資産運用を少しだけ取り組んでました。
目標達成まで早くて5年、まあ概ね7年程度を要するだろうと目論んでましたが、まさかここまで日本の対応が何も無いとは思いもよりませんでした。あっという間の1ドル=140円超の急速な円安。
外貨建てにしている側としては良い話ですが、日本の製造業の一端を担うような業種に身を置く立場として、輸入資材全般はどんどん値上がりだけして、製造業、特に中小製造業のコストプッシュだけが猛スピードで進んでいくのは心配でしかない。
同じように、今月、来月と続く生活用品の値上がりが進み、しかし、それに見合った程の収入の増加も期待出来ず、かなりの家庭でも疲弊が進んでいく状況も想像に難くない。
今後、コストプッシュ型と災害復興の特別融資の返済開始とのダブルパンチで、岩手・宮城・福島・茨城・千葉などで連鎖倒産がどれほど発生するのだろう...
負の経済スパイラルを引き留め、回復の道に戻れるポイントはもうそこまで来ているのではなかろうか?
非常に気になるし、怖い状況です。