旧暦10月、最初の亥の日。


今年は本日11月6日がその日でした。


陰陽五行説において「水」とされる亥にあやかり、火の災難除けを祈りつつコタツを出したり、茶人の正月と称し炉開きを致します。


本日は主菓子として、朝生菓子「亥の子餅」を頂きました。


毎年11月3日、全日本剣道選手権大会をテレビ観戦する事と、和菓子職人さんと「もう炉開き、亥の子餅の時期ですね〜!」というのが、私の中の11月の風物詩、恒例行事。


ここから一気に寒さが増していきますね。

そろそろタイヤ交換だ...






先日、5年ぶりとなる仙台公演を開催したノラ・ジョーンズのコンサートへ。


プロモーター、今のシーズンを狙って日程を組んだのでしょうか?札幌公演でスタート、徐々に南下する日程から狙ってるよね...たぶん。

だとすればエクセレント!さすがです。



オープニングアクトとして、ノラとの共作も発表しているロドリゴ・アマランテ氏のソロで公演が開始。


一旦短い休憩を挟み、


ダン・アイード(エレキギター、ペダルスチールギター)

ブライアン・ブレイド(ドラムス)

クリス・モッシー(ウッドベース)


の3名がステージ上に現れた後、ノラ・ジョーンズがステージセンターのスタンドマイクへ歩み寄り、パフォーマンスがスタート。


シンプルなバンドセットながら、あっという間にノラ・ジョーンズのジャズワールドがゼビオアリーナ仙台内を占拠。


公演中はほぼMC無しで、ノラによるピアノ、ギター演奏有り。そしてロドリゴとのデュエットも有り。

(ギター演奏しようとしたらコードが引っ掛かって、なかなか解けなくて陽気に声を上げて笑うノラという微笑ましいハプニング有り)


5年前の公演の時より、全体的に強く伸びやかなアレンジが多かった印象。そんな中でも日本でもヒットした曲に関しては原曲より若干スローにアレンジし、より伸びやかな歌声を強調したものにしていた印象を受けた。


何れにせよ5年前と遜色無い、非常に凝縮された満足度の高いステージ。


そして、東名阪、札幌、福岡で公演が有っても仙台はスキップされる事が多い中、今回も仙台公演を組んでくれた事が何よりも嬉しく感じた1日でした。


次回のツアーでも仙台での公演が組まれる事を、今から祈って止みません。


本当に行って良かった照れ



その日初めて見た、ゼビオアリーナ仙台の向いにあるKHB東日本放送の新社屋










昨日、仙台の寺町の1つ、新坂町にある浄土宗の充国寺さんと遊彩工房・花言葉さんを会場としたイベントが初開催。





花言葉さんでは体験型ワークショップ、音楽ライブや朗読、フラ。そしてフード。


充国寺さんでは音楽ライブと即興コメディ、茶室でのお抹茶の提供。そして着物でのポートレート撮影。



当日一番のお目当ては名雪祥代さん(sax)、谷川賢作さん(pf)、小美濃悠太さん(b)のトリオに、そこに斎藤寛さん(perc)、今村陽太郎君(dr)、菊田邦裕君(tp)が加わってのなかなかな音圧を感じられそうな構成。


『お寺さんの本堂に響くジャズ』という字面だけ見ても面白いけど、演奏そのものは期待を裏切らないクオリティで、終演後、素敵な演奏だった時の意思表示でやるグータッチを名雪さんと交わして帰途へ。


改めて“名雪(音楽)ファミリー”は辞められない。楽しいのよ、本当に。元気の源なんだと再確認。


しかし、当日はこれ以外でも、良い意味で期待を裏切り続けてくれる1日でした。



充国寺でのライブ前に花言葉で、名雪さんと菊田君、そこにアップライトピアノで谷川さんの演奏に小美濃さんが連弾でシットイン。


小美濃さんのピアノ演奏、本当にレアだったようで、谷川さんも本当に楽しそうだった。


名雪さんの旦那さんや菅田かおりさん、江浪純子さん、音響・映像担当で入っていた三ケ田君とも久々に会えた、とても良い日だった。



更に、不意に後ろから名前を呼ばれたと思ったら...C姐さん!?

なんで?と思ったら、着物ポートレートの撮影担当がC姐さんというサプライズ。

物腰柔らかさで、まずは人の心配をするような所は相変わらず。肩肘張る必要を感じさせない人で有難かった。


−追記−


ロクディムのメンバー御二人(小田さん、カタヨセさん)による即興コメディも、観客がお題に対して一言書いた紙をランダムに拾って、話を展開していく芝居型のコメディで本当に面白かった。


斎藤寛さんや名雪祥代さんを途中で巻き込んで展開した辺りから、もう可笑しくて可笑しくて。


ある程度の域に達したミュージシャンはアドリブに馴れ親しんでいるから、無茶振りにも対応出来る芸達者な人なんだね🤣


久々にコメディのライブも最高でした。