昨年
おそらくロシアによるウクライナへの軍事侵攻をきっかけに
話題になっていたが
読んだことがなかったので読んでみた。
絵本と思っていたが
まあまあがっつり文章があって
意外だった。
もっとも
繰り返しの多い平易な文章なので
子ども向けであるとは思う。
Eテレの番組で
高橋源一郎さんとかが
動物たちは子どもたちのためになんて言いながら
実際のところ子どもたちのためなのかどうか怪しい
みたいなことを言っていたけど
さすがにこれは
子どもたちのために
でいいと思う。
なんでそういうことを高橋さんらが言っていたのか
気になる。
ぼくが気づかない深い意味があるのかな。
ルール無用
あるいは
じぶんとはまったく異なるルール
で行動している他人が存在するのはどうしようもないから
国境をなくせば平和が訪れるとは
とうてい思えないけど
それでも人間の知恵は
戦争をしないために使われるのがもっとも良い。
戦争は積み重ねてきた人生をいきなり台無しにするからね。
--動物会議--
エーリヒ・ケストナー作
ヴァルター・トリアー絵
池田香代子訳