世界卓球2 | (本好きな)かめのあゆみ

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かしこいカシオペイアになってモモを手助けしたい。

今日も観てしまった。


だっておもしろいんだもん。


平野早矢香選手、もはや求道者。


どれだけポジティブな選手でも、あそこで諦めずにたたかいきるっていう精神力はそうそうないのではないか。


試合後のインタビューでの回答がまたふるっていた。


自分のかたちができてなかったので、勝敗以前にとにかく自分のかたちにしたかった、って。


自分を信頼しているからこそのこの思考。


その信頼はもちろんこれまで積み重ねてきた練習や経験の裏付けがあるもの。


いやあすごい。


平野選手は卓球界に留まらず、古武術や麻雀の世界からも教えを受けているとのことだが、そういうのって実は有効。


視点が大きく広がるからね。


そもそも卓球選手の試合の時の表情なんて、スポーツ選手というより、棋士のそれに近いのではないかと思うのだ。


そりゃあ、肉体の俊敏性や正確性はあたりまえにすごいんだろうけど、さらにそのメンタル面の強さは、人間として生きていくうえで、そうとう力強い武器になるんだろう。


明日の中国との決勝戦。


圧倒的な強さを誇る中国相手に簡単なゲームはひとつもないだろうけど、日本で開催しているアドバンテージと、ここまでの試合での勢いで、奇跡を起こしてくれるかもしれない。