これやこの 行くも帰るも わかれては
知るも知らぬも 逢坂の関
蝉丸
リズミカルな歌ですよね。
蝉丸っていう作者の名前も
インパクトが大きいです。
歌人・音楽家とのことですので
ミュージシャンは今も昔も
これくらいの勢いが必要ってことですかね。
旅立つ人
帰ってくる人
知っている人
見知らぬ人
関所は
出会いと別れのドラマの舞台です。
一昨年
大阪から国道１号線を辿る徒歩の旅を
スタートしましたが
それで初めて
京都と滋賀の境目に
逢坂の関があることを知りました。
それまでは
大阪にあると勘違いしていましたからね。
小さいエリアでしたが
旧東海道の名残も垣間見えて
風情のある通りでした。
ああいうところで食事や宿泊をするのは
どういう人たちなんだろうな。