100匹の働きアリ | (本好きな)かめのあゆみ

(本好きな)かめのあゆみ

かしこいカシオペイアになってモモを手助けしたい。

パレートの法則

とかいって


全売上の8割は2割の顧客から得ている


全収益の8割は2割の従業員から生まれている


全政策の8割は2割の政治家によってつくられている


など


世の中の出来事は

だいたいにおいて

少数のものによって

大部分を

成し遂げられている


っていう

偏りの経験則を

あらわした

考え方があるそうです。


生兵法です。

大怪我してたらスミマセン。


有名な

100匹の働きアリ

の話です。


100匹の働きアリを

観察すると

実際に働いているのは

80匹で

残りの

20匹は

働いていない

というものです。


そこで


働かない20匹のアリを

集団から取り除くと

働くアリばかりの

80匹の

集団ができる


っていうことではなくて

働く64匹のアリと

働かない16匹のアリの

集団になるって話です。


いままで

働いていた

80匹のうちの

2割にあたる

16匹が

働かなくなる

っていうことですね。


この話は


世の中は

役に立つ人間だけでは

成り立たなくて

一見

役に立たない人間も

いてこそ

成り立っている


とか


優等生だけが

集められた学校では

その中で

劣等生があらたに

生み出される


とか

そういうことを

示すために

使われる

喩えです。


以前

はじめて

その話をきいたときには

社会学的な考察で


なるほどなあ


と感じました。


最近になって

本当に働きアリの2割は

働かないのかということに

疑問を持ちました。


もしかしたら

交代で

常に2割が休憩していて

休みなく集団が

生産し続ける

システムになっている

とも考えられるのではないか

と。


同じアリが

ずっと働かないのではなくて

交代で

休んでいるという。


そんな

実験結果を

何かで

見たような気が。


不確かな記憶です。


よそで言ったら

恥をかくかもしれません。


でも

もしそうだとしたら

働きアリの名誉は

回復されなければなりません。


人間と違って

ホントに働き者なんだよ

と。