本は読んでいないんですが
林真理子さんの
下流の宴
の
書評
を読んで
思ったことがあります。
これからの
日本人は
以前のような
右肩上がりで
経済が良くなるような時代を
もはや
経験することはないと
思っています。
収入も
年功序列で
右肩上がりは
期待できません。
で
これからは
幸福感を失わずに
生活水準を
どこまで下げられるか
あるいは
生活水準を下げつつ
いかに幸福感を
増やしていけるか
ということが
これからの時代に
必要な能力と
考えています。
大量生産
大量消費
の時代は
とうの昔に
終焉していますが
未だにその夢から
醒められない人たちが
大勢います。
彼らに踊らされずに
いかに少ないエネルギーで
幸福感を得られるかが
ポイントだと思っています。
踊りたい人には
適当に躍らせておいて
着々と
省エネ生活を
築いていっている人たちが
結局笑うでしょう。
たとえば
自分に必要のないものは
たとえ世の中で流行していても
手に入れない
関わらない
っていう姿勢。
自分に必要なものは
値段が高くても
いいものを買って
長く使う姿勢。
ノーマライゼーションに配慮しつつも
過剰なインフラの整備は
控えてみたり。
5パーセントの昇給のために
20パーセントの私生活を犠牲にする
なんてやめる
とか。
国家の繁栄と
個人の幸福が
微妙な関係にあることを
理解する
とか。
経済的な繁栄
イコール
幸福
っていう図式のままでは
もう限界が来ていると思いませんか?