マスタリングとミックス | るーじん の 楽しい日記 

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趣味でボーカロイド楽曲などを製作しています。
自作ボカロ曲、地下アイドル、AIイラスト、
日々感じたことなど自由に書いてます。

本記事は解釈の問題が多分に含まれます。

 

 

 

前回の続き

 

izotope社のOzoneってどうですか?というご相談ですが

 

大前提として

 

ミックス と マスタリング は別物

 

ミックス…各楽器をそれぞれの音の特性を合わせて一つの音にすること。

 

マスタリング…「ミックスが終わったもの」を

    最終音量(圧)・質感・曲間において調整などの最終調整作業です。

    マスタリングの際にEQやコンプもかけないわけではありませんが

    各楽器の定位や音量は基本触るものではありません。

 

それで

ozoneというソフトはマスタリング用のソフト。

ただ、その修正力が半端なく、

ひとつの音に混ぜた後なのにそれを大きく修正します。

あまりの改善度合いにミックスをやり直してくれてるのかと

勘違いするレベルのものです。

またマスタリングの要の音圧調整という難しい作業を

難なくこなしてくれるため、

ozoneは 初心者さんの強い味方として君臨しています。

 

 

そして

ミックスに関しては同社のAIシリーズでは

neutronというソフトのお仕事になります。

私もかつて使ってみたことはありますが、

正直MIXは自分がすべき作業と思い使用していません。

 

 

まとめますozoneは

・楽器数が多くて ミックスで調整しきれなかったものに対し

 破綻させることなく、きれいな音に修正して

 また同時にできるだけ大きくするソフト。

 時に聞こえなくなった音を掘り起こしてくれることもありますが

 本質的にはそれはミックス段階もしくは作曲段階で

 操作するものです。

 

 

つまりは音楽そのものを向上させるソフトではありませんし

何をどう表現するのかの忠実に反映させるソフトでもありません。

定位や音量バランスなどは(あまり)変わりません。

(広げる、狭める、低音を大きくするなど一つの音になったものを

 調整する範囲での変更。)

 

 

とはいえほかの人の曲で音質・音量でまけていて

ozoneをかけると自分の音楽がレベルアップした感覚にもあります。

・現在elementが~4000で買える店があります。

 (ただelementは無料配布することもある)

それに気に入った場合

・現在neutronや自動ボーカル調整もセットで3~4万で買えます。

 

 

僭越ながら思ったことを書かせていただきました。