イベント等で特に多く受ける質問の一つが
「自動膨脹式ライフジャケットは雨の日でも使えるのか」というもの
釣りをされる方の中には、雨の日を好んで出かける方も多い為
切実な悩みだと思います。
固型式の胴衣を着用するというものも一つの対策では有りますが
自動膨脹式ライフジャケットも進化しています。
2013年以降に製造された自動膨脹式ライフジャケットは、救命胴衣の新基準化(試験基準の引き上げ)に伴い
型式承認取得の為の試験において
不注意膨脹試験と呼ばれる降雨による不意の作動への耐性を測る試験が追加されています。
これは今年のフィッシングショーで使用した動画(の静止画)です
胴衣をマネキンに着用させ、シャワーで一定時間水を掛け膨脹しないか試験を行います。
試験をクリアした胴衣のみが、国土交通省の型式承認を取得できます。
この試験項目の追加によって現在製造されている自動膨脹式ライフジャケットは
旧来のモデルに比べて、降雨への耐性が上がりました。
センサーの感度を上げすぎると、軽い雨でも作動してしまいます。
逆に、感度を下げてしまうと、不注意膨脹のリスクは低下しますが
いざという時が不安になります。
ブルーストームの自動膨脹式ライフジャケットは、センサーの性能が十二分に発揮され
普段の使用時には作動せず、いざという時に機能する様テストを重ね開発されています。
ボンベ、センサー交換の際に、あえてシャワーを掛け作動のチェックをしてみるのも楽しそうですね。
営業部 酒井