映画「シン・ゴジラ」を久々に見て、あの内閣は安倍内閣よりよほどマシだと思った
映画「シン・ゴジラ」を久々に見て、あの内閣は安倍内閣よりよほどマシだと思った
シン・ゴジラを久しぶりにアマゾンプライムで観て、あの政府はなかなかよくやっていたと思う。少なくとも「蒲田くん」が川を遡行する時点で緊急災害対策本部を設置していた。安倍政権よりよほどマシだ。安倍首相は7月豪雨の最中、総裁選にうつつを抜かしてついに緊急本部設置しなかった。
シン・ゴジラを見て思うのは、たとえゴジラといえども、蒲田くんの段階での被害は思ったより少ないこと。あのぐらいなら、7月豪雨の土砂災害の方がよほど大規模な被害だった。ゴジラの場合は放射能汚染があるが、単純に比較すれば、住民の避難指示もうまく行っていたし、7月豪雨の方がよほど怖い。
つまり、シン・ゴジラの内閣はちゃんと緊急本部で対応したが、安倍首相はゴジラよりよほど被害が多い7月豪雨の際に、自宅に引きこもったふりをしてこっそり自分の総裁選対策をしていた。緊急本部を最後まで設置せず住民を見殺しにした。そういう描写を映画でやるならば、その内閣は当然総辞職だ。
むしろ、安倍首相のようにゴジラ以上の大規模災害の最中に総裁選対策を隠れてやってるような首相は、映画ならシナリオ段階で「リアリティに欠ける」とボツになるだろう。つまり安倍首相と現政権は、映画以下のリアリティしかない、本来ありえないレベルの政治家たちだ。直ちに辞職するがいい。
※筆者の過去のブログより
テレビで観た『シン・ゴジラ』〜1年すぎて、「この国はまだまだ」やれるか?
https://ameblo.jp/takashihara/entry-12328000657.html
※昨年の公開時に筆者が書いた映画評
1)「シン・ゴジラ」のネタバレ全開批評〜この映画は「東京ゴジラ」だ
http://ameblo.jp/takashihara/entry-12188472363.html
2)シン・ゴジラによせて政治を語る人たち
http://ameblo.jp/takashihara/entry-12197294712.html
※土居豊の映画・文学批評
『ミリオンセラーの生まれ方 〜「君の名は。」はセカチューかノルウェイか?』
kindle版
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