『サラリーマン再起動マニュアル』(43) 新・大前研一名言集(190) | 藤巻隆(ふじまき・たかし)オフィシャルブログ

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『サラリーマン再起動マニュアル』(43)


大前研一さんは、私にとってメンターでもあり、
グールー(思想的指導者)の存在でもあります。


大前さんの著作を読んでいつも感じるのは、
物事の本質を捉えるずば抜けた能力です。


凡人である私は大前さんの足元にも及びませんが、
不断の努力を怠らず、一歩でも彼に近づきたい、
と思っています。



サラリーマン再起動マニュアル
2008年10月4日 初版第1刷発行 小学館
ISBN978-4-09-379454-1






 

目次
 [イントロダクション]志のあるサラリーマンは、
            きつい仕事を厭わない

 第1章[現状認識]なぜ今「再起動」が必要か?

 第2章[基礎編]「再起動」のための準備運動

 第3章[実践編]「中年総合力」を身につける

 第4章[事業分析編]“新大陸エクセレントカンパニー”の条件

 第5章[メディア編]「ウェブ2.0」時代のシー・チェンジ

 [エピローグ]新大陸の“メシの種”はここにある




第4章[事業分析編]“新大陸エクセレントカンパニー”の条件





 台湾人には日本語ができる人が多く、

 日本の部品業界や工作機械、組み立て機械の

 ことを知り抜いている。英語もできるから、

 欧米の企業と複雑な交渉ができる。

 しかも中国語(北京語)が母国語なので、

 中国本土のどこへ行ってもツーカーだ。

 つまり、3か国語を操って日本企業、欧米企業、

 中国企業とビジネスができるのは台湾企業しか

 ないのである。

 


  
                      (今日の名言 43  490)







今日(当時)、2012年3月11日はあの東日本大震災
から1年になる日です。


東京では「東日本大震災1周忌追悼式典」が執り行われ、
天皇皇后両陛下が出席され哀悼の意を表されました。


大震災後、すばやく支援を行ったのは台湾でした。
義援金の多さだけで評価することはできませんが、
台湾が最大の義援金(200億円以上)を送ってくれた
ことを私たちは忘れてはなりません。


残念なことに、中国を刺激しないように、
日本は台湾に対して感謝の意を表しませんでした。


政治が介入すると善意が無になってしまう典型的な例
と言えましょう。同じ日本人として悲しいことでした。


昨日(当時)、東日本大震災の復興支援策の一環として、
日本と台湾のプロ野球選手代表が東京ドームに集結し、
熱戦を繰り広げました。日本は9対2で台湾に勝ちました。


今回の試合では、勝敗が重要なのではなく、
台湾が日本のために物心両面で手を差しのべてくれたこと
が大切なのです。


親日家が多いということはもっと認識するべきだ、
と思います。


以上までの記述は、3年前のことです。




台湾のことを知るようになったのも、大前さんの著作を
通じてです。


大前さんは「自調自考自動(自分で調べ、自分で考え、
自ら行動する)」の人です。


調べ、考えただけでは納得できなければ、
即座に現地へ足を運び、自分の目(視覚)で、
耳(聴覚)で、鼻(嗅覚)で、舌(味覚)で、
手足(触覚)で体感するのです。


つまり、五感をフルに使って、自分の仮説を検証して
いるのです。時には第六感を使うこともあるかもしれ
ません。


大前さんに見習うことはたくさんあります。
大前さんは私(2015年6月末に還暦)より一回り
(12歳)上ですが、精神両面のスタミナはもの凄い、
と思います。


大前さんのように考え、行動することは容易なことでは
ありません。










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