大前研一さんは、私にとってメンターでもあり、
グールー(思想的指導者)の存在でもあります。
大前さんの著作を読んでいつも感じるのは、
物事の本質を捉えるずば抜けた能力です。
凡人である私は大前さんの足元にも及びませんが、
不断の努力を怠らず、一歩でも彼に近づきたい、
と思っています。
サラリーマン再起動マニュアル
2008年10月4日 初版第1刷発行 小学館
ISBN978-4-09-379454-1
目次
[イントロダクション]志のあるサラリーマンは、
きつい仕事を厭わない
第1章[現状認識]なぜ今「再起動」が必要か?
第2章[基礎編]「再起動」のための準備運動
第3章[実践編]「中年総合力」を身につける
第4章[事業分析編]“新大陸エクセレントカンパニー”の条件
第5章[メディア編]「ウェブ2.0」時代のシー・チェンジ
[エピローグ]新大陸の“メシの種”はここにある
第3章[実践編]「中年総合力」を身につける
プレゼンとは、データに基づいてすべてを自分の頭で
組み立て、トップが最後はどう意思決定すればよいのか
ということを、ひと言でいわなければならない。
だから、解説者が出てきたらテレビの音をオフにして、
自分がもし解説者席に座っていたらどう答えるのか、
と考えたり、自分が社長ならどう考えるのが正しいのか、
トップの視点で考える訓練を平素から積んだりしておく
ことが必要なのだ。
(今日の名言 34 481)
シミュレーションしてみることが必要だということでしょう。
これは何もプレゼンに限った話ではなく、社会人であれば、
その場その場で結論を出さなくてはならないケースに、
毎日のように出くわします。
そうした場合、シミュレーションを日頃からしていると、
いくつもの選択肢からその場で的確な結論を導き出す
ことが可能になります。
プレゼンはすめばそれで終わりかといえば、それは違います。
自分で実践できなければ絵に描いた餅です。
理論だけにすぎません。自分の考えが正しいと思うので
あれば、実証しなければなりません。
私は「提案する人」、あなたは「実行する人」では通りません。
「プレゼンしたお前を担当にするから、プレゼンしたことを
実証してみろ」と言われたら、引き受ける覚悟が必要です。
あなたにはその覚悟がありますか?
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