大前研一さんは、私にとってメンターでもあり、
グールー(思想的指導者)の存在でもあります。
大前さんの著作を読んでいつも感じるのは、
物事の本質を捉えるずば抜けた能力です。
凡人である私は大前さんの足元にも及びませんが、
不断の努力を怠らず、一歩でも彼に近づきたい、
と思っています。
サラリーマン再起動マニュアル
2008年10月4日 初版第1刷発行 小学館
ISBN978-4-09-379454-1
目次
[イントロダクション]志のあるサラリーマンは、
きつい仕事を厭わない
第1章[現状認識]なぜ今「再起動」が必要か?
第2章[基礎編]「再起動」のための準備運動
第3章[実践編]「中年総合力」を身につける
第4章[事業分析編]“新大陸エクセレントカンパニー”の条件
第5章[メディア編]「ウェブ2.0」時代のシー・チェンジ
[エピローグ]新大陸の“メシの種”はここにある
第2章[基礎編]「再起動」のための準備運動
私は、「子供にかけたお金の額」と「子供の質」
とは無関係、あるいは反比例するものだと考えて
いる。
その例が、私のマッキンゼー時代の同僚たちだ。
彼ら自身は、貧しい家庭に育ったり、苦労して
勉強してきたハングリーな奴ばかりだった。
彼らは努力した分だけ優秀になったのだが、
彼らに息子や娘の話を聞くと、みんな一様に口を
つぐんでしまう。
結局、親が高給取りで子供にお金をかけ、
甘やかしてしまったために、他人に自慢できる
ように育った例は、ほとんどなかったのである。
子供に苦労をさせたくない、という気持ちはわかる。
だが「ハングリー」であるほうが、実は子供のため
になることもあるのだ。
(今日の名言 16 463)
次のように述べている個所があります。
<子供1人にかかる教育費は、大学を卒業する
までに、平均で約2200万円といわれている。
子供が2人いれば、4000万円以上は軽くかかる
計算だ。トータルで考えると、住宅取得にも匹敵
する大きな出費である。とはいえ、この教育費を
1人「1000万円カット」するのはさほど難しい
ことではない。幼稚園から小中高、そして大学
までに、公立にするか私立にするか、自宅通学か
下宿かという違いでも1000万円近い差はすぐ
につく>
教育費の見直しは一考に価することです。
ちなみに、私には高校2年生の1人娘がいますが
(2011年当時)、幼稚園から小中高まで公立
です。
大学は進学するかどうか分かりませんが、
本人の希望を最優先してあげるつもりです。
私自身は、幼稚園から小中高まで公立で、
大学は私立でした。
両親には大学入学から卒業まで大きな出費をさせて
しまいました。すでに父は他界し、母は高齢ですが、
十分な親孝行をしてやることができないままでいます。
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