『即戦力の磨き方』(09) 新・大前研一名言集(120) | 藤巻隆(ふじまき・たかし)オフィシャルブログ

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『即戦力の磨き方』(09)






大前研一さんのような「世界に通用する傑出した人物」は、
日本にも世界にもあまりいません。


私は大前さんの足元にも及ばないちっぽけな存在ですが、
そんな小さな私でも、世の中で役に立ちたいと熱望しています。


年齢は関係ないと思っています。


やろうとする意思と一歩踏み出す行動力ではないかと考えます。
その2つに付け加えるならば正しい方向性でしょうか。


これはなかなか定めるのが難しい。
自分で正しいと判断しても、必ずしもそれが正しい針路を
とっているかどうか確かめることが困難だからです。


メンター(師匠)がそばにいれば、たとえ間違った方向へ
進んだとしても、謙虚な気持ちで従うならば修正は可能
でしょうが。


私にとってのグル(精神的指導者)は大前研一さんです。
もちろん、大前さんはそんなことを知る由もありませんが。


以前、大前さんの下で働いていた学生の方
(今では社会人として働いていることでしょう)
からメールを頂いたことがあります。


身近で見た大前さんの気さくで、ユーモアあふれる人柄に
触れたことを伝えてくれました。




 はっきりいおう。

 従来の英文読解が主体の学習法では、

 英語力は絶対に身につかない。

 百歩譲って通訳にはなれるかもしれないが、

 通訳では仕事にならないのだ。

 しかも今後、自動翻訳ソフトの精度が

 どんどん上がれば、通訳の価値は限りなく

 ゼロに近づく。

 つまり、役に立たない英語を必死になって

 教えているのが、いまの日本の英語教育

 なのである。
 


             今日の名言 1 〈364〉




 ポイントは、「英語耳」を徹底的に鍛える

 のである。

 あなたがどうやって日本語を覚えたかを、

 考えてみてほしい。

 文法や構文、それから基本単語を教わって、

 ようやく日本語が話せるようになったという

 人がいたら、お目にかかりたいものだ。

 恐らくそんな人は、1人としていないはずだ。
 


             今日の名言 2 〈365)




 英語耳を鍛えるにはCNNニュースのような

 英語番組を、一日中流しっぱなしにしておく

 のがいちばんいい。

 「ながら族」で意味などわからなくても

 かまわないから、とにかくひたすら聴き続けて、

 英語独特のリズムやトーンを、体と頭に染み

 込ませるのだ。

 これを何年か続けていると、そのうち耳が

 慣れてきて、まとまった音がつかまえられる

 ようになってくる。

 そうしたら今度は、聞こえたままの音を、

 口に出して発音してみるのだ。

 ただし、ここでも意味を考える必要はない。

 動物の鳴き真似でもするつもりで、

 聞こえたままをそっくりそのまま発音する。

 これで「英語口」も鍛えられるという寸法だ。
 

      
             今日の名言 3 〈366)






最近では、大前さんは英語学習について語ることは
ほとんどなくなりました。


この本が出版された頃には、英語にかなり重点を
置いて説いていました。


それだけ英語をマスターすることが必須と考えていた
のだ、と思います。


ですが、最近では英語を身につけていることを前提に、
一般的に日本人が苦手なロジックの大切さや、
問題解決(プロブレム・ソリューション)のための
考え方などに力点が置かれているように感じています。


大前さんと私は、ちょうど一回り違いますが、
大前さんは精神的にも肉体的にもタフです。
スゴイと思います。


頭のキレは比べようもありませんが、
ものの考え方や、問題解決手法を参考にして、
せめて大前さんの足元くらいには到達したい、
と考えています。




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