『21世紀へ』(24) 言葉の迷宮(119) | 藤巻隆(ふじまき・たかし)オフィシャルブログ

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『21世紀へ』(24)





『日経ビジネス』最新号(2014.05.12)によれば、
「ソニー、不動産参入の迷走」という見出しで、


深刻なのが、不動産事業参入によって「ソニーが

迷走している」との印象を社内外に植え付けて

しまったことだ。

  (P.015)

と伝えています。


2014年2月には「VAIO」ブランドのパソコン事業を
売却し、テレビ事業を分社化し、国内外で5000人規模
の売却を発表しています。


21世紀の幕開けを見ずに、この世を去った盛田さんが、
『21世紀へ』に全身全霊をかけて書いた熱い想いは、
現在のソニーに届いているでしょうか?


この本を読む返してみるにつけ、疑問符がつくことばかり
と感じるのは、私の偏見でしょうか?




 私はアメリカでのマーケットづくりに

 専念したのだが、そこで一番大切な

 ことをひと言でいえば「信用を勝ち

 とること」だ。しかし、これは容易な

 ことではなかった。  
 
                    (P.126)

         (070-1-0-000-358)



 


 安定したマーケットとは、結局、

 大衆の間に確立された信用によって

 裏付けされていなければならないので

 ある。

 その信用とは、製品の品質が優れて

 いることと、アフター・サービスが

 行き届いていることにつきる。

 この当然のことを実行するのに、

 私は10年かかった。また逆にいえば、

 10年ぐらいかけて地道に積み上げて

 いかなければ、本当の信用は勝ち取れ

 ないということにもなろう。 
 
                    (P.127) 

         (071-1-0-000-359)





 世界のリーディング・ボードへの

 株式上場は、20年も前に私たち

 が考えた目標の1つであった。

 商品の面で世界市場を相手にする

 からには、資本の面でも世界市場

 を考えるのは当然の帰結である。

                    (P.132)

         (072-1-0-000-360)





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