盛田さんは、企業経営においても、人事においても
基本原則に則り、実行してきた人であることが
分かります。
時代が変わっても、基本原則は変えてはならない
ということです。
ところが、人も企業も数十年たち「慣れ」が常態化
してくると、活力を失い、いつしか「生活習慣病」
に冒されてしまいます。
大企業病です。
一度、大企業病に冒されると、経営トップは不退転
の決意で、改革を断行しない限り、業績不振に陥り、
最悪の場合、経営破綻に至ることになります。
経営者には、そうした責任があるのです。
「覚悟」を持っているか否かが、企業の運命を決する
のです。
「ビジネスは賭けではない。突飛なことは
やるな」というのが、ソニーにおける基本
原則の一つになっている。
(P.46)
(025-1-0-000-313)
私は「売る力がないのに工場をつくったら
必ず失敗する。まず売る力をつけるべきだ」
と強く主張して、その意見を通した。
それ以来、まず販売力をつけてから、現地
生産に踏み切るというのが、ソニーの海外
戦略における基本原則になっている。
(P.48)
(026-1-0-000-314)
適材適所といっても、日本の場合は一方的で、
他人がお前はここが適所だといっても、自分
ではそうでないと思っていることが多い。
そして、そうした場合、上司に訴えたり他の
企業に再就職しようとしても、そういう道が
閉ざされているから、人材を埋もれたままに
してしまっている。
(P.56)
(027-1-0-000-315)
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