『21世紀へ』(4) 言葉の迷宮(99) | 藤巻隆(ふじまき・たかし)オフィシャルブログ

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『21世紀へ』(4)





盛田さんが、孫子の兵法を念頭に置いて、書いていることは
明らかです。


「彼を知り己を知れば、百戦して殆(あや)うからず」
(『孫子』第三章:謀攻篇)「百戦百勝は善の善なるものに
あらず」(同上)


孫子は百戦して百勝することが最善とは言っていません。
戦わずして勝つことが、最善と述べています。


盛田さんの
「経営者は自分の会社を率いて競争していくものだ」
という言葉は、経営者は皆、自覚しなくてはならないこと
です。


YouTubeに「孫子の兵法」が見つかりました。
少々長いですが、とてもおもしろい内容でした。


最後に、YouTubeを掲載しました。
「彼(的)を知り己を知れば、百戦して殆(あや)うからず」
は、「孫子の兵法前編1」に出てきます。


「孫子の兵法後編4」の最後の最後で、学者が述べる言葉が
印象的でした。

「敵を知ることは自分を知ることである。そのことを教えて
いる。だから、『孫子の兵法』は不朽の名作なのです」。





 日本と外国では、人情とか人間の慣習などが

 たしかに違う。しかし経営の本当にあるべき

 姿は変わらないと思う。いうまでもなく、

 経営者というものは、日本、外国を問わず、

 自分の会社を率いて競争していくものだと

 いっていい。
 
                    (P.36)

         (010-1-0-000-298)



 


 勝つためにはどうしなければならないか。

 それには、敵を知り、おのれを知ることが

 まず第一である。スポーツと同じで、

 勝とうと思えば、自分は何ができ、敵は

 どのくらいの力があるかを知らなければ

 ならない。要するに、自分には何ができ

 るか、自分は何をやるのがいちばん得て

 なのか、自分のやっていることがうまく

 いっているかどうか・・・・・・というように、

 おのれを知ることが肝心なのである。

                  (P.36-37) 

         (011-1-0-000-299)





 次に、経営者たるものは、敵をよく知らな

 ければならない。そのためには、自分の

 商売のいちばん武器になる専門知識を持って

 いなければならない。それがあってこそ、

 自分の事業の先を見通すことも可能なので

 ある。

                     (P.37)

         (012-1-0-000-300)






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孫子の兵法前編1


孫子の兵法前編2


孫子の兵法前編3


孫子の兵法前編4


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孫子の兵法後編2


孫子の兵法後編3


孫子の兵法後編4


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