盛田さんが、孫子の兵法を念頭に置いて、書いていることは
明らかです。
「彼を知り己を知れば、百戦して殆(あや)うからず」
(『孫子』第三章:謀攻篇)「百戦百勝は善の善なるものに
あらず」(同上)
孫子は百戦して百勝することが最善とは言っていません。
戦わずして勝つことが、最善と述べています。
盛田さんの
「経営者は自分の会社を率いて競争していくものだ」
という言葉は、経営者は皆、自覚しなくてはならないこと
です。
YouTubeに「孫子の兵法」が見つかりました。
少々長いですが、とてもおもしろい内容でした。
最後に、YouTubeを掲載しました。
「彼(的)を知り己を知れば、百戦して殆(あや)うからず」
は、「孫子の兵法前編1」に出てきます。
「孫子の兵法後編4」の最後の最後で、学者が述べる言葉が
印象的でした。
「敵を知ることは自分を知ることである。そのことを教えて
いる。だから、『孫子の兵法』は不朽の名作なのです」。
日本と外国では、人情とか人間の慣習などが
たしかに違う。しかし経営の本当にあるべき
姿は変わらないと思う。いうまでもなく、
経営者というものは、日本、外国を問わず、
自分の会社を率いて競争していくものだと
いっていい。
(P.36)
(010-1-0-000-298)
勝つためにはどうしなければならないか。
それには、敵を知り、おのれを知ることが
まず第一である。スポーツと同じで、
勝とうと思えば、自分は何ができ、敵は
どのくらいの力があるかを知らなければ
ならない。要するに、自分には何ができ
るか、自分は何をやるのがいちばん得て
なのか、自分のやっていることがうまく
いっているかどうか・・・・・・というように、
おのれを知ることが肝心なのである。
(P.36-37)
(011-1-0-000-299)
次に、経営者たるものは、敵をよく知らな
ければならない。そのためには、自分の
商売のいちばん武器になる専門知識を持って
いなければならない。それがあってこそ、
自分の事業の先を見通すことも可能なので
ある。
(P.37)
(012-1-0-000-300)
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