ソニーとヨーカ堂が、ともにメーンバンクは
三井銀行(現・三井住友銀行)であったという
事実は、知りませんでした。
印象的なのは、伊藤さんが今や、世界最大の
小売業と言われる、ウォルマートの創業者、
サム・ウォルトンと出会っていることです。
ウォルマートは、後にヨーカ堂と同業の、
スーパー西友を傘下に収めているからです。
異業種から銀行業に参入した第一号と第ニ号
が、ヨーカ堂とソニーだったのは、単なる偶然
とは思えません。ソニーとヨーカ堂は、ともに
三井銀行をメーンバンクとして育っただけで
なく、直接金融の申し子といわれ、証券市場に
育てられた企業であることを思うと感慨深いもの
があります。
(P.147)
(034-1-0-000-235)
中国も銀行も大きなリスクがあり、セブン‐
イレブンやデニーズの創業と同様に、全く経験
のない市場と業態への挑戦です。異文化の人
たちとの間で本当の信頼関係が築けるのか、
中国の変化のスピードに日本人が追いつける
のか、心配の種は尽きません。
(P.147)
(035-1-0-000-236)
私が全米最大の小売業、ウォルマート・スト
アーズの創業者であるS・ウォルトンさんに
お会いしたのは、ウォルトンさんが亡くなる
直前の一九九一年でしたが、「どんなに会社が
大きくなっても絶対に浮気はしない」と言って、
多角化を否定されたのに強い共感を覚えました。
(P.148)
(036-1-0-000-237)
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