『伊藤雅俊の商いのこころ』(12) 言葉の迷宮(79) | 藤巻隆(ふじまき・たかし)オフィシャルブログ

藤巻隆(ふじまき・たかし)オフィシャルブログ

私のテーマは6つあります。
(1)ビジネス書の紹介(2)医療問題 (3)自分ブランド力
(4)名言 (5)ランキング (6)ICT(情報通信技術)
このブログでは、主に(1)~(4)を扱っています。
(5)と(6)はそれぞれ別のタイトルで運営しています。

『伊藤雅俊の商いのこころ』(12)





ソニーとヨーカ堂が、ともにメーンバンクは
三井銀行(現・三井住友銀行)であったという
事実は、知りませんでした。


印象的なのは、伊藤さんが今や、世界最大の
小売業と言われる、ウォルマートの創業者、
サム・ウォルトンと出会っていることです。


ウォルマートは、後にヨーカ堂と同業の、
スーパー西友を傘下に収めているからです。




 異業種から銀行業に参入した第一号と第ニ号

 が、ヨーカ堂とソニーだったのは、単なる偶然

 とは思えません。ソニーとヨーカ堂は、ともに

 三井銀行をメーンバンクとして育っただけで

 なく、直接金融の申し子といわれ、証券市場に

 育てられた企業であることを思うと感慨深いもの

 があります。
 
                    (P.147)

         (034-1-0-000-235)



 


 中国も銀行も大きなリスクがあり、セブン‐

 イレブンやデニーズの創業と同様に、全く経験

 のない市場と業態への挑戦です。異文化の人

 たちとの間で本当の信頼関係が築けるのか、

 中国の変化のスピードに日本人が追いつける

 のか、心配の種は尽きません。 
 

                    (P.147) 

         (035-1-0-000-236)





 私が全米最大の小売業、ウォルマート・スト

 アーズの創業者であるS・ウォルトンさんに

 お会いしたのは、ウォルトンさんが亡くなる

 直前の一九九一年でしたが、「どんなに会社が

 大きくなっても絶対に浮気はしない」と言って、

 多角化を否定されたのに強い共感を覚えました。  


                    (P.148)

         (036-1-0-000-237)






記事が面白かったら
ポチッとして下さい。
藤巻隆(ふじまき・たかし)オフィシャルブログ-人気のブログランキング


こちらのブログもご覧ください!

こんなランキング知りたくないですか?

中高年のためのパソコン入門講座(1)

藤巻隆のアーカイブ


私の書棚(読み終わった本の一覧)





「平家物語」 朗読 平幹二郎