私は6月末(2006年)で51歳になりました。
その意味で、このタイトルの本は自分の半生を
振り返る機会を与えてくれた本ですし、
後半生を生き抜いていくためのよすがとも
なりました。
「人生とは何ぞや」をご一緒に考えてみませんか。
『50代からの選択』(初版 2004年11月10日
集英社)は、<ビジネスマンは人生の後半にどう
備えるべきか>というサブタイトルが示すように、
自分の人生を真剣に考えるきっかけを与えてくれます。
50代のかただけではなく、実は20代、30代、
40代のかたにも読んでいただきたい本です。
今日の名言 1 〈217〉家族から英雄視されるというのは、
美しい話だけれど、実は素顔を見せた方が
家族の尊敬は高まるし、あなた自身も楽になる。
だから、50歳になったら、等身大の自分を
家族に見せていくことをお勧めしたい。
今日の名言 2 〈218〉上司にできるヤツと評価されたい、
みんながあっと驚くような企画を出したい・・・・・、
というような欲を持つ人というのは、
自分を買いかぶっている証拠だ。
こういうのを一切やめて、「オレにそんなこと
できるわけない」と開き直ったら、
人生どんなに楽になることか。
今日の名言 3 〈219〉サラリーマンというものは、
会社という木の樹液を吸って生きている
やどり木のようなものだ。
だから、樹液の量とか木の性質を理解した上で、
その範囲で生活することを考えなくてはいけない。
50代になったら、「諦観(ある種の諦め)」が
必要になります。
しかし、その諦観は決して「絶望」ではありません。
若い世代の人たちと仕事のやり方や、ツールの使い方で
競うのはもう、やめましょう。
そんなことをするよりも、あなたには経験値という、
あなただけの価値があるはずです。
それを生かしていくようにしましょう!
肩の力を抜いて、リラックスしましょう!
心に余裕を持ちましょう!
若い世代の人たちの邪魔をするのではなく、
彼らが、経験したことのない出来事に遭遇した時、
対応に困惑している場合に限り、アドバイスや
手助けしてあげましょう!
でも、あなたが全部やってしまうのは考えものです。
あくまでも、黒子に徹することです。
ちょっとカッコいい「おじさん」「おばさん」を
目指しませんか?
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