私は6月末(2006年)で51歳になりました。
その意味で、このタイトルの本は自分の半生を
振り返る機会を与えてくれた本ですし、
後半生を生き抜いていくためのよすが
ともなりました。
「人生とは何ぞや」をご一緒に考えてみませんか。
『50代からの選択』(初版 2004年11月10日
集英社)は、<ビジネスマンは人生の後半に
どう備えるべきか>というサブタイトルが示すように、
自分の人生を真剣に考えるきっかけを与えてくれます。
50代のかただけではなく、実は20代、30代、
40代のかたにも読んでいただきたい本です。
今日の名言 1 〈211〉気持ちをスパッと切り替えて、
「会社人間」としての自分に
見切りをつけよう、それまでの自分を
リセットしちまおうぜ、というのが
僕の考え方だ。
「会社人間」をやめ、これからは
「人間」として、定年後の20年間
(平均寿命なら)をハッピーに
生きることに専念するのだ。
今日の名言 2 〈212〉僕自身について言えば、
僕は「ミスターリセット」と呼んで
もらいたいくらい、リセットを
繰り返してきた人間だ。
リセットというのは、僕の中では
前に進むために欠かせないプロセスで、
変なものをいつまでも追っかけるより、
ずっと建設的なことなのである。
一生懸命努力はする、でもこりゃ、
ダメだ、と判断したら、それ以上
深追いはせずリセットする、
これが中学時代からの僕の行動
パターンなのだ。
今日の名言 3 〈213〉「会社人間」である自分をリセットすることは、
とても勇気の必要なことかもしれない。
だが、考えてほしい。
自分でリセットしなくても、
退職年齢が来たら強制的に
リセットさせられるのだ。
それなら10年先に自分からリセットして、
退職後の20年に備えた方が、
その後の人生はハッピーになるのではないか。
大前さんは、「『ミスターリセット』と呼んで
もらいたいくらい、リセットを繰り返してきた人間だ」
と書いています。
リセットするということは、「自己否定」することです。
相当な決断をしなければならないことかもしれません。
しかし、それができなければ、前進することはできません。
大前さんがよく言うことは、「内向き」「下向き」「後ろ向き」
ではダメだ、ということです。
真逆の、「外向き」「上向き」「前向き」でいきましょう!
守ることに終始していては、ますます縮こまってしまいます。
考え方が硬直化すると、体も硬直化して動かなくなります。
開き直り、言い換えると、スパっと諦めることも必要なのです。
あなたはこうした考え方に同意できますか?
記事が面白かったら
ポチッとして下さい。

こちらのブログもご覧ください!
こんなランキング知りたくないですか?
中高年のためのパソコン入門講座(1)
藤巻隆のアーカイブ
私の書棚(読み終わった本の一覧)