『質問する力』(初版 2003年3月1日 文藝春秋)は、
<人生をより良く生きるための武器である「質問する力」>
を多数の具体例を挙げて詳述した本です。
今日の名言 1 〈184〉個人の生活を豊かにしてあげよう、
と役人や政治家が心の底から思わない限り、
日本経済は再び浮上することはないでしょう。
今日の名言 2 〈185〉今の危機は集団としての知的能力の欠如、
というとても深刻な問題に由来している
のではないか、というのが私の仮説です。
今日の名言 3 〈186〉国が国を守れない時代になった今、
日本人はすべからく「質問する力」を
発揮して、自分の生活を守り、自分の
生き方を考えねばならない。
それによって日本という国自体も変わっ
てくるはずである。
これからの時代は、あらゆる点で国も会社もあてに
できなくなってきています。
「個人の時代」と言われて久しいですが、いまだに
国や企業に頼っていると、痛い目に遭ってからでは
手遅れです。
少しでも速く、「自分ブランド力(パーソナル・
ブランディング)」を確立することが、生き残る
手段となる、と信じています。
個人の名前で、仕事ができるかどうか、がこれからの
時代では求められます。
何かの組織に属していれば、「安定・安全・安心」
と考えるのは、早計です。
次回から『50代からの選択』(2004年11月10日
初版 集英社)を取り上げます。
私は2008年6月末に53歳になります。
私自身の今までの生きかたと重ね合わせて、
名言をご紹介したいと思っています。
タイトルを読んで自分には関係ないと思っている
20代、30代、40代のかたにもぜひ読んで
いただきたい本です。手遅れにならないために。
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