『質問する力』(初版 2003年3月1日 文藝春秋)は、
<人生をより良く生きるための武器である「質問する力」>
を多数の具体例を挙げて詳述した本です。
今日の名言 1 〈172〉今は道なき道を国も個人も見つけて
いかなければならない時代になりました。
模倣ではもう駄目なのです。
誰もが今までのやり方に疑問を持たず、
質問しなければ、いつまでも明治時代と
同じ方式で勉強することになります。
そして社会に出て初めて、それが役に立た
ないことに気がついて愕然とすることに
なります。
今日の名言 2 〈173〉みなさんも考えてみてください。
今の日本に必要で、もっとも欠けている
人材は何でしょうか?
私の答えは「異才」です。
政治にせよ経済にせよ、突出した発想を
持った異色の人材が、日本には決定的に
不足しています。
今日の名言 3 〈174〉これからの情報化社会においては、
数人の突出した才能の持ち主がイノベー
ション(技術革新)を起こし、新しい
流れを作ってゆきます。我々の多くが
ウィンドウズを使っているように、
ほとんどの人間は一握りの異色な人間が
起こしたイノベーションの受益者となるのです。
イノベーション(技術革新)は、シュンペーターが唱えた
言葉ですが、私はブレークスルー(突破)と切り離せない
言葉だ、と思っています。
今まできなかったり、非常に手間がかかったことを、
イノベーション(技術革新)によって、高く厚い壁を
ブレークスルー(突破)することが可能になるからです。
ですが、イノベーションを起こすことができる人は、
ごく限られた人物だけです。
大前さんが、「ほとんどの人間は一握りの異色な人間が
起こしたイノベーションの受益者となるのです」と述べて
いるのは、全くその通りです。
そして、私たち一般人はそのイノベーションによって起きた
変化や作品、商品、サービス等を活用していけば良いのです。
あなたには、イノベーションを起こすことができる、突出した
才能が備わっているかもしれません。
もしそうであるならば、世の中のために社会変革家を目指して
いただきたい。
そして、私たちロートルは、その人たちの邪魔をするのでは
なく、環境づくりに手を貸すことが必要だ、と考えます。
茂木健一郎氏×社会学者・古市憲寿氏 イノベーションと社会変革
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