『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン』(2) 言葉の迷宮(43) | 藤巻隆(ふじまき・たかし)オフィシャルブログ

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『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン』(2)




ダニエル・ピンクの『ハイ・コンセプト』
の中に、「右脳主導思考」と「左脳主導思考」
という言葉が、出てきました。


スティーブ・ジョブズはこの2つをバランス
よく使い分けていたことが、推測されます。


例えば、ジョブズはデジタルの世界で有名です
が、ストーリーを組み立てるときは、紙と鉛筆
を使う、つまりアナログで行なっていたという
ことです。


アナログ=右脳主導思考、デジタル=左脳
主導思考と考えるならば、ジョブズはどちらも
使っていたのです。


本著のタイトルになっている、「驚異のプレゼン」後編です。





 スティーブ・ジョブズはビットやバイトという

 デジタル世界で有名になった人だが、ストー

 リーを組み立てるときは紙と鉛筆という昔な

 がらの方法を使う。ジョブズのプレゼンテー

 ションは劇場型で、注目を集めて人々のうわ

 さになり、多くの人に感動を与えるように考

 えられている。
 
 
                      (P.24)

         (004ー1-0-000-127)



 


 ジョブズは、細かなところまで気をくばる。

 説明に使うキャッチフレーズを書く、スラ

 イドを作る、デモの練習をするなどはもち

 ろん、照明のあて方にまで。適当に済ませ

 るものなどない。そのジョブズが、まず、

 紙と鉛筆からスタートする。
 

                      (P.25)

         (005-1-0-000-128)





 まず、「書く」、つまり、筋書きを作る。

 それができてから、スライドのイメージに

 ついて考えろということだ。「筋書きを作る」

 とき、フォントや色、背景、スライドの切り

 替えといったパワーポイントのデザインは

 すべて忘れること。そんなはずはないと思う

 かもしれないが、実は、最初に筋書きを作っ

 たほうが映像の可能性が広がる。書くことに

 よって目的が明確になるからだ。

 筋書きがあれば、体験を「プロデュース」

 する絵を描くことができる。最初に作るべき

 もの、それは筋書きなのだ。


                      (P.30)

         (006-1-0-000-129)





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ぜひ、以下の2冊を読んでいただきたいと思います。
ジョブズの生き方、考え方がよく分かります。

 



Stay hungry. Stay foolish.
この有名な言葉は、2005年にスタンフォード大学の
卒業式のスピーチで、使われました。
この言葉が出てくるのは、動画の最後です。





本著のタイトルになっている、「驚異のプレゼン」前編です。





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