神田さんのこの本も終わりが近づいてきました。
神田さんが終始一貫して述べていることは、
「常識を疑え」ということです。
常識に従っていると、新しい発見はできず、
自分の成長もない、ということだ、と解釈
しています。
次回が、『非常識な成功法則』の最終回となります。
シナリオとは、結局、順番のこと。まず何を
やって、次に何をやるか?
この順番を決めることで、突破口が開ける。
(PP.225-226)
(046ー1-0-000-046)
行き詰まりというのは、どういう状態かといえば、
将来に繋がる道筋が見えないときに起こる。
だから、将来から遡って、現在に繋がる道を
明らかにすることによって、行き詰まり状況
はなくなっていくのである。
(P.230)
(047-1-0-000-047)
ひとつには、完璧を目指さないこと。不完全、
曖昧さを許容すること。
まず重要なのは、世の中に完璧はないという
ことである。会社も人生もすべて100%
完璧ということはない。逆に100%完璧
だったら、逆にどこかかから影が噴出すると
思って気をつけたほうがいい。
二つめには、あたり前の話だが、家族を大事
にすること。
子供や妻は、自分の影をみせてくれる存在で
ある。家族に嫌な面があったら、それは自分の
姿を忠実に映してくれる鏡である。家族が暮ら
しているのは、お互い学びがあるからである。
三つめには、稼いだお金を有効に使うこと。
お金を稼げば稼ぐほど、そのお金をどのように
社会に還元するかについて真剣に考えなければ
ならない。欧米の資産家は、収入の10%は
必ず寄付をするという習慣がある。慈善事業に
お金を(エネルギー)を回すというのは、影が
濃くなるのをコントロールするという役割が
あるのだろう。いわゆる浄財というコンセプト
だ。
お金の有効活用については、別に寄付すること
が唯一の道ではない。
(PP.238-239)
(048-1-0-000-048)
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