今こそ「キープヤング」
古賀 信行(こが・のぶゆき)氏
[野村ホールディングス会長]
20年後、そして30年後を見据えると、
その時代に直接関われる世代、
すなわちコミットできるヤング世代が
意思決定の中心であるべきです。
「失敗した時は自分が被る」という
覚悟がないと、良い決断はできません。
日本の将来を変えられるかどうかの
カギを握っているのは、40代の人たち
だと思います。特に、日本人の職業人生
で真ん中の節目に当たる45歳前後の人が
キーマンです。
高齢でも元気で活躍する経営者が多い
今だからこそ、40代がおとなしくして
いてはいけません。
将来のことを主体的に考える40代が
もっとたくさん現れると、元気な高齢
リーダーたちだって、後輩に早く後事を
託そうと思うようになるでしょう。
(2013.08.26号から)
アベノミックスの恩恵を受けて、証券会社は軒並み高収益を上げました。
野村證券はとりわけ前年を大きく上回る収益を確保したようです。
古賀・野村ホールディングス会長が述べているように、中堅世代への
エールは励みになるのか、プレッシャーを強く感じるのかは人それぞれ
でしょう。
どの業界でも、今後ますますグローバルな戦いを強いられる時代に入って
いきます。
そうした時代に、あなたならきっと堂々と戦いを挑んでいくことができる
でしょう。
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