バックナンバー(1)
ここに掲載しているのは、管理人・藤巻隆が
携帯サイトで運営していた時のコンテンツです。
2007年1月8日号からスタートしています。
1カ月分毎にまとめてあります。
● 2007.1.29
(No.4)<4>
利益至上が会社滅ぼす
槍田 松瑩(うつだ・しょうえい)氏
[三井物産社長]
大切なのは順番です。
自分たちが価値を生む仕事をしていれば、
必ず収益が生まれる。
だから、まずはどんな価値を生み出すかを
基準に仕事をやろうと。
数値目標だけに目がいかないように、
今の人事評価では、定量評価の割合を2割に
下げました。
● 2007.1.22
(No.3)<3>
世界の2億人を守る
ジョン・トンプソン(John W. Thompson)氏
[シマンテック会長兼CEO]
この業界が1社か2社の企業に集約されるとは
思いません。
ソフト業界は、多くの面で製薬業界と似た
ような形に変化していくと思っています。
得意分野を持った5~6社程度の超大企業が
存在することになる一方で、技術革新をもた
らす数百、数千の小さな企業は存在し続ける
でしょう。
もちろん、中には大企業の成長エンジンとして
吸収される企業も出るかもしれません。
製薬業界では食物連鎖の底辺に多数の企業が
誕生していますが、業界内のより大きな企業に
買収されていきます。
テクノロジー分野、特にソフト業界でも必ず
同じことが起きると、私は信じています。
● 2007.1.15
(No.2)<2>
株は事業の「参加証」
吉田 忠裕(よしだ・ただひろ)氏
[YKK社長]
経営者の問題で最もまずいのは会社の
私物化だと思いますが、忠雄(注:吉田忠雄
YKKの創業者 <管理人>)には少なくとも、
そういうところは一切ありませんでした。
自分も含めて、全員がイコールの関係だという
理念を守り通しました。
一方で、心から嫌っていたのは、株を短期で
売り買いして巨額の利益を上げるマネーゲー
ムです。
上場と言う選択肢を取らなかった理由の1つ
には、自分自身にキャピタルゲイン(値上がり益)
を得るという発想がなかったことがあるのかも
しれません。
● 2007.1.8
(No.1)<1>
ブランドにもっと個性を
尾崎 元規(おざき・もとき)氏
[花王社長]
情緒的な要素とは商品から消費者が感じる
イメージとでも言いましょうか。
売り場で商品を手に取った時でもいいし、
テレビCMを見た時でもいい。そんな時に
消費者がドキドキしたり、「これを使えば
きれいになりそう」ということを感じさせ
ることができる、そんな商品は情緒性に
長けています。
人間は物質的な満足が得られると、こうした
心の充足度を求めるようになるのではない
でしょうか。
* 1カ月毎にまとめてありますが、
2007年1月8日号からスタート
していまして、2013年7月まで
の6年7カ月分のバックナンバー
だけで79件あります。
途中、数件記事が抜けている
個所があります。
データを消失してしまったため
再生できません。
記事が面白かったら
ポチッとして下さい。
