これは、実話です。8年ほど前に、私が実際に、ご本人から聞いた話です。熊本県に南関町というところがあります。昔は、関所があったらしく南関の地名の由来になってるみたいです。古い歴史のある町です。
この町で、実際に知り合いになった ご家族T子さん一家の話です。娘さんが、ちょうど小学校5年生の頃だそうです。夜寝ていて急に起き出して、ピョン～ピョンと、飛び跳ねながら、玄関から庭へ夜中に飛んで出て行くそうです。
困ったT子さんは、地元の由緒あるお寺に、相談に行ったところ（私もこのお寺には、一度行って住職さんと、お話ししたことがあるのですが変なお寺ではありません）
寺の住職より『娘さんには、狐の霊が付いてます。その原因は、おばあちゃんですね。畑仕事に行かれて鍬で耕した所に狐が祀ってある祠（狐塚）があったみたいですね。その狐のほこらを傷つけられて、それが原因で お孫さんに狐の霊が取り憑いているのです』と言われて祈祷をして頂いたそうです。狐の霊を鎮められたところ、その後は、娘さんの深夜の飛び跳ねる行動は全くなくなったそうです。
この話を、私の知人にしたところ、南関町より熊本市を挟んで反対側の城南町と言う所でも、同じ事が起こったそうです。その知人は、建築関係のデザイナーで城南町に住んでおり、すぐ近くで土地を造成して、宅地の分譲をした時の話しだそうです。その一区画を買われた方が、家を新築して住み始めたところ、そこの家の小学生の男の子が、全く同じ様に、夜中にピョン～ピョンと跳ねて家の外に出ようとする状況が続いて、やはり困り果てたご両親が、色々と調べたところ、家を建てる為に買った造成地には、以前、牛や豚を解体して食肉に加工する屠殺場が建っていたそうです。それが原因と分かり家を処分して移られる事になった。その後は、息子さんの奇妙な行動は無くなったと言う、南関町の出来事と同じ様な話を、私にしてくれました。
この２つの話は、いづれも実話です。お二人とも、私の知人で信頼出来る人物で嘘の話をする様な人達ではありません。
まだまだ世の中には、未だ分からない不思議な事も、あるんですねぇ～～（≧∇≦）
