いつもたくさんの方に見て頂き、ありがとうございます
宝塚発達心理ラボのラボ子です。
今日は
イネーブリング についてです。
イネーブリングとはとは・・・・
薬物やアルコール、
ギャンブルなどの嗜癖行動を
やめて欲しいと思いながら、
その行動を後押ししてしまうこと。
それがイネーブリングです。
また、そうした人を
イネーブラーと呼びます。
イネーブラーは、
どうすれば
イネーブリングをやめられるのでしょうか。
まずは、
自分がイネーブリングをしていることに
気づいてください。
それがスタートです。
薬物等を止めて欲しいと思いながら、
もし下記のような行動をしていたら、
それがイネーブリングになっています。
・当事者の失敗の尻拭いをする(片付け、謝罪、職場への連絡など)。
・嗜癖行動に使うためのお金を与える。
・何も言わずに我慢する、諦める。
・家族内で起きている問題を、外部の人に気づかれないように取りつくろう。
・激しく責めたり、泣き落として止めさせようとする。
・薬物や酒を隠す、捨てる
などなど…
上記の6つのうち下の2つは、
一見、行動を止めるための
好ましい行動に思われるかもしれません。
でも、
本人の心を揺さぶり、
動揺させたりイライラさせることは、
結果的に
嗜癖行動を助長させることになっていませんでしょうか。
多くの方は、
「そうしないと暴力をふるわれるから、怒鳴られるから」
「子どものため、親のため、自分の生活のためにそうせざるを得ないから」
「そこまで重症じゃないから、まだ大丈夫」
「あんな人のために私が変わる努力をするなんておかしい、割にあわない」
など、
変わらないことを肯定する理由を
探します。
変えたい人がいる時、
一番手っ取り早い方法は、
あなた自身が変わることです。
これまでの当たり前の世界を
一人で変えることは大変なことです。
だからまずは、問題をなるべく外に知らせてください。
多くの依存症者家族が、
自分の家庭の中で起こっていることの重大さ、
異常さに気づいてさえいないということがあります。
おかしいと感じる感覚を忘れずに、
それを外に伝えて助けを求めてください。
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