宝塚発達心理ラボ主催イベント
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■ 9月17日(日)
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いつもたくさんの方に見て頂き、ありがとうございます
宝塚発達心理ラボのラボ子です。
今日はスペシャルオリンピックスの練習が始まるまでの時間、
宝塚NPOセンター主催の
平成29年度兵庫ひきこもり相談支援センター
阪神ブランチ地域相談会
『ひきこもる人達の苦悩に寄り添う支援』
というのに行ってきました。
講師は兵庫県立神出学園長・武庫川女子大学名誉教授
小林剛先生です。
定員は80名ということでしたが
もうそれはそれは
会場は人がいっぱいでした
それだけこのテーマはニーズが高いということでしょう
内容は本で読んだり
これまで勉強してきたことが多かったのですが、
先生の説明はスッと入りました。
またたくさんの臨床経験がバックにある先生からの「こうすればうまくいく」というのがたくさん聞けました
ありがとうございます。
<私のメモ>
聴くことは最大の支援
聴くことが支援の第一歩
色々な背景があって引きこもっている
こういう人たちをどうやって
エネルギーが湧くようにするのかがサポートのポイント
ありのままを受け止めて、意見を言わない
ただひたすらに聴くと子どものこころは軽くなっていく。語れば語るほど子どものこころは軽くなる
気持ちを吐き出して「そうか」「そうだったのか」と聞いてもらえることで癒しにつながる。
聴くことを大切にした支援
こころが癒されると元気が生まれる
昼夜逆転が改善されてくることは非常に大きな変化で
大きな脱出のポイントでもある。
ゆっくりとしたペースでゆったりと過ごして子どものペースに合わせて過ごしていくことが大切
質問コーナーでは2つ質問させていただきました。
①ただひたすら待つことが大切なのはよくわかったが、
いつまで待てばいいのか?
待ち続けて5年10年あっという間に過ぎたケースもある。
(先生のご回答)長期化するのは親のタイミングの出し方ややり方がまずかったらそうなるというお答えでした。やりかたが適切ならば長期化しない。
②精神疾患の見極め。精神科の先生は「本人を連れてきなさい」というケースが多いが、実際に本人を外に連れ出すことは容易ではなく、受診はできないケースが多いがそれについてはどうか。
(先生のご回答)精神科で受診してお医者さんと連携しながらやっていくのがいい・・・ということでした。受診できない家族はどうなる?という質問のお答えはなかったです。残念。
全体の印象として、受講生の高年齢が目立ちました。
もし多くが当事者の親御さんたちであるならば
ひきこもり問題の長期化・高齢化を
まさに目の当たりにした気がします。
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