いつもたくさんの方に見て頂き、ありがとうございます
宝塚発達心理ラボのラボ子です。
DSM-5の記事は今日で終わりますね。
毎日お付き合いくださりありがとうございました。
今日は、運動障害について書きます。
いわゆる
超不器用であったり、
運動が半端なく苦手お子さんです。
運動障害
(Motor Disorders)は
発達性協調運動障害(不器用さん)
常同性運動障害
チック障害(トゥレット症候群を含みます)
から構成されるグループです。
発達性協調運動障害
(Developmental Coordination Disorder)
は、DSM-Ⅳとほぼ同じなのですが、
DSM-5では
病状記載に関して
非常に具体的になりました。
また、その発症は
発達期初期である
とはっきり書かれました。
発達性協調運動障害のお子さんは
単なるぶきっちょさんとして
スルーされることが多く、
学校現場でも
特に支援されることがないケースが
多かったのですが
今、特別支援教育の高まりと並行して、
彼らへの支援への本もたくさん出ていますし、
先生方の中にも
支援に関心を持ってくださる方が
ずいぶん増えました
学校生活では、
けた外れの不器用さから、
いじめやからかいの対象になっている・・・
という報告もあがっています。
自尊心が傷つきますよね・・・
「もっと集中しなさい!」
「どんくさい子やね!」
「なんでこんなこともできないの!」
こんな心無いことばによって、
どれほどたくさんの子どもが傷ついたことでしょう
からだの連携が悪いので、
普通に頑張っても
うまくできないのです。
だからこそ
的確でさりげない支援が
必要なのです
おまけ
この本は
支援に困ったときに
結構使っています☟
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