【DSM-5②】「発達障害」は「神経発達障害」になったよ | 宝塚発達心理ラボ <臨床心理士たちの研究会> 情報提供・発達支援・アセスメント・教材研究・不登校・ひきこもり支援

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宝塚発達心理ラボのラボ子です。

 

 

 

昨日の続きです。

DSM-Ⅳまでは、

 

児童や青年期用に、


「通常、幼児期、小児期または青年期に
初めて診断される障害」


という大項目があったのですが


DSM-5では、

それがきれいさっぱりロケット

なくなりまして、


そして、

 

これまであった「発達障害」は、


「神経発達障害

(neurodevelopmental disorders)」


名称を変えて再登場流れ星しました。

ここに入らない児童や青年の疾患は、
他のさまざまなカテゴリーの中に
散らばって分類されていきました。

大きく変わったところといえば、


これまで、

「AD/HDと破壊行動グループ」という


行動障害群に分類されていた
「AD/HD(注意欠陥/多動性障害)」が、

発達障害群である
「神経発達障害

(neurodevelopmental disorders)」
のグループに入ったことでしょう。

これは
ひらめき電球AD/HDひらめき電球は、
ドンッ神経発達障害ドンッである!!

ということを意味します。

もちろんAD/HDの出す症状には、


反抗挑戦性障害と行為障害とともに、
破壊的行為障害の側面を感じます。

しかし、DSM-5では、


AD/HDの

発達障害としての側面を、
より重要視した
ベル 

 

ということでしょう。

個人的にも

 

AD/HDへの対応には、
発達障害の視点が必要でしょう
!

 

と思っていたので、


今回の改定には大いに納得できます。

明日は、AD/HDの診断基準について、
書きますね。

 

読んでくださってありがとうございました。

 

 

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