いつもたくさんの方に見て頂き、ありがとうございます
宝塚発達心理ラボのラボ子です。
『花』の講演会に参加してきました。
来年から会費制が導入されることもあって、参加受付とは別に会費納入用の受付もありました。自分が支払うときに、紙が一瞬だけちらっと見えましたが、個人会員も法人会員もすでにたくさんのお申込みでした。すごーいですね
それだけ『花』の理念がまわりに理解されているということですね嬉しく思います。
パンフレットの中には、法人会員になられた事業所のチラシもたくさんありました。最近の事業所はほんとにすごいです
TEACCHプログラム・PECS・認知機能トレーニング・論理的思考トレーニング・自制心トレーニング・ソーシャルスキルトレーニング・英語フォニックス・ファイナンシャル教育・プログラミング・リトミック・音楽療法・ダンス・ビジョントレーニング・・・などなど。なんだか凄過ぎます
学校教育って一体なんだろう?と思ってしまうほどです。
さて、講演会ですが、たくさんメモを取りました。こころに特に残っていることは、
・「大丈夫だ」と信じて、まずは環境作りをする。
・ASDはできないと「これしません」と決めてしまう傾向が大。だから失敗させないことがすごく大事。手を添えてやってみてもいい。
・できるということが本当に大事で、ちょっとできると次もやってみようと思える。
・できないことが、参加しない大きな理由である。
・基本的には叱らない指導。叱っても効果がなければ叱っても無駄。
・「だめ!」と止めるばかりではなくて、声かけの工夫をする。
・ルールを丁寧に教えてあげる。
・習慣化させるまではマンツーマンが必要。先生がそばで見ておき、順番をしっかり教える。
・行動パターンを予測して関わっていく。適度にこちらが折れてもいい。最後は「ありがとう」で終わるようにする。
・道具も使いやすいものを必ず使わせる(百均のトングは使いにくかった先生は道具屋筋まで買いに行った)。道具はすごく大事。
・かかわり方次第で子どもは変わる。
・いい子だと信じて対応していたらいい子になる。基本は「良い子だ」という対応をする。
・暴言は繰り返さない。「バカ!」→×「バカって言わない!」〇「そういうことを言われると悲しいな」と穏やかにかかわるのが大切。
金出先生の子どもへの言葉かけがすごく優しくて、「なるほど~。こんな風に言ったらいいのね~。」と今更ながら目からうろこでした。今までの自分の声かけ、もしかするとずいぶんひどいこと言ってたかもしれない・・・。明日からもっと優しくなろうと反省。
1対1の療育場面と、1対多数の学校現場では、その子とクラスの子どもたちとの関係性の違いがあります。学校はまわりのクラスメイトを巻き込みながらその子を育てていきます。その子以外への対応も並行して行わなければなりません。
質疑応答での質問内容も、共通していたのは友だちとの関係性の中でのトラブルなのだろうなと思いました。今学習会をしている「関係支援」のことを思い出しながら聞いていました。
でも子どもへの対応の基本はマンツーマンであっても一対多数であっても共通だと思います
ではまた明日からも頑張っていこうと思います
金出先生、スタッフの皆さま、今日は本当にありがとうございました