経営業務の管理責任者 ロ(2)
こんにちは佐藤です。
10月の法改正によって経営業務の管理責任者要件の選択肢が拡がりました。
うまくいけば経営経験最短2年で経営業務の管理責任者となれる(かも)とあってお客様からの相談はひっきりなしです。
しかし前にも書きましたが非常に作りが複雑で書類も膨大な量に。
ほとんど相談ベースで断念してました。。。
が、このたび要件もそれを証明する書類もクリアしているケースがあったのでチャレンジすることに!
補佐者のポジション、また財務、労務、業務運営の説明に長時間を要する審査となりましたが無事に受付通りました!
(ロ(2)のパターンです。)
お客様からかなりの期待を受け、20回以上打ち合わせした上での申請だったので本当に良かった(^^♪
そして東京都でもロ(2)は第一号ということで重ねて嬉しい(^^♪
めでたいので今日は祝杯をあげようと思います。
でもコロナ禍なので家で一人乾杯ですね(-_-)
「生殺与奪の権を他人に握らせるな!」
「生殺与奪の権を他人に握らせるな!」
私が敬愛してやまない、富岡義勇さんのセリフです。(もちろん鬼滅の刃)
*鬼になってしまった禰豆子を鬼殺隊として富岡さんが殺そうとした際、力ではかなわないと悟った炭次郎が富岡さんに「妹を殺さないでください!」と命乞いをしたシーン。
詳しくはコミックをお読みください。
実はこのセリフ、許可申請においても当てはまると思うのです。
当方に新規申請でご相談に来られる方でも
「手引きに書いてあるものが用意できなかったから諦めたよ」
「審査の人がダメと言ったから諦めたよ」
てケースがあります。
だいぶ時間が経ってから実務経験なり経営経験なりを補足して再チャレンジというご相談。
しかしよくよく聞いてみるともしかして一回目のチャレンジでもっと頑張れば(確認資料の選択肢を拡げる)通ったのでは?と思うことが少なくありません。
専技実務経験にしても経営経験にしても在籍確認にしても手引きに書いてあるものが全てではないのです。
そう、許可制度は非常に難解ですが許可を取れるか否かで建設業者の未来を左右するといっても過言ではないともいえる再重要案件なので簡単に諦めてはダメ、正に「生殺与奪の権を他人に握らせるな!」
なのです。
そして鬼殺隊の如く申請者に寄り添い難解な要件をバッサバッサぶった斬り、許可に導くのが行政書士の仕事であり使命なのです。
そんなお話を本日大学生にさせていただきました。
※役所は鬼ではございません。