亡くなった翌日、お通夜の日の一日 | 夕菜の宝箱

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大動脈解離であっけなく亡くなった父の覚書

亡くなった翌日のお話です。

 

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お通夜当日のスケジュール

 

11時 お通夜打ち合わせ 遺影写真を渡す、お通夜料理決める

13時 昼食のため外出

14時 父のアルバムや追加写真を選びに実家へ戻る

15時 湯灌

16時 納棺

18時30分 お通夜

21時ごろ  解散

 

15時の納棺までは秒刻みな感じで忙しすぎ。

張りつめてた。

納棺が済んでお通夜までのひと時、ちょっと余裕ができたかな~。

 

湯灌(ゆかん)は母がめちゃめちゃ気に入って

「自分のときもして!!「」と

私ではなく私の夫に頼んでた(笑)

 

そうでした、そうでした。私は多発性骨髄腫の患者だったさ♪

 

ゆっくりお湯にいれてもらってきれいにしてもらっているのを眺めているのはとてもゆったりしたいい時間。

 

お風呂が好きで週に2回も3回も母と温泉に行っていたからね、

病院に運ばれてから絶食、お風呂も入れずで2日間辛かった思いを全部流して気持ちよかっただろうね~。

 

 

いい感じの手際の良さで

ちゃぷちゃぷとお湯の音をさせながら

女性2名で大きな父を丁寧にきれいにしてくださり、

髭剃り、お化粧、含み綿を施してもらった。

 

お通夜の形式は型破りで。

結婚式の披露宴会場かい?というようなテーブルセッティングにしていて前に写真やアルバムを置いていたから来られた人がみんな全面に集まってわいわいとしゃべってる。

 

一応、開始時間になったらお席についてもらってお焼香だけ済ませるとお料理を運んできてもらって即お食事を楽しみながら、ずっとしゃべるという形式にした。

 

「いいお通夜やったね」

とみんなが言ってくれて、とっても嬉しかったな。

 

お寿司やコールドミール、フルーツをふんだんに用意して

好きなだけビールを飲んで、父も絶対喜んでいただろうな。

みんなにおなか一杯ふるまうのが大好きだったもんね。

 

みんなが帰ったあと母と妹と私は3人でお泊り

 

父と一緒の部屋でお線香を絶やさないように順番に添い寝するのか?寝れるのか?のイメージだったのになんと別室で。

 

しかもお風呂もついていて、まるで女3人で旅行に来たみたいな気分でベッドでゆっくり休むことができた。