私は2014年4月に骨髄移植をやりました。
自家移植をした1年後で、同種移植といいます。
これは白血病の標準治療で
私の多発性骨髄腫では標準治療ではないから
あんまり例がなかったですね。
2012年ごろ、使うかどうかわからないけれど
ひょっとして使えるかどうか一応調べておこうか?と、
治療が始まるより前に妹と私のHLAが合うかどうか検査に出していました。
棒を舌にこすりつけてHLA研究所に送ったのですが…
おひとり様3万円なり。
たしか至急コースは2割増し
ゆとりコースは2割引きでしたな。
移植をすればこの金額は保険適応になって、その月には
他に絶対に大きい治療をしているから、全額戻る計算。
でも、移植に至らなければ保険適応外という手厳しさ。
だから、ドナーを!!とやみくもに友人たちが誰かのために検査してみるというものではないんだね。
兄弟でも合う確率は1/4と言われていたから
4人兄弟ならだれかと合うかな?という確率。
ドナーには年齢制限もあるから、若い患者さんの場合でなければ親は対象にならないしね、私には兄弟姉妹が妹1人しかいなかったから、フルマッチっていうのはものすごくラッキーでした。
ところで、今、娘に骨髄移植をするために2週間逃亡を続けているドラマがあります(笑)
まぁ、ありえないの連続のドラマだから細かいことはいいんですけどね、いいんだけど、まず「手術の日に」と当日に行くことになっているけど、無理ですからっ!
白内障の手術じゃあるまいし~前日夜から絶食ですし~
検査もいっぱいあるんだけどな。
当日に自己血を戻すために前もって献血のように自分の血液を貯めていたけどな。若い男の人だから血液足りるのか?いいのか?
ま、そこはいいとしてもですね~
患者の方ですよ。
移植するXデーにむけて前処置に入るんだけど、入っちゃったらもう絶対に移植しないと死んじゃうんですよ。
自家移植のときは白血球が100を切りました~って<100という数字だったけど、同種移植はホントに0にするんですよ~。
私の前処置は致死量大量抗がん剤を2日間のあと、
全身照射の放射線を朝夕毎日2回、3日間の5日間かけました。
そして移植当日。
だから逃亡犯でなくても、ちょっとした緊張感はある。
ドナーが交通事故にあうとか、可能性は0ではないからね。
ドナー保険というものに2万円で入ったりもしたよ(笑)
前処置はおそらく私は最大にきついものをやっているから
抗がん剤1日だったり、放射線も一日1回だったり
人によって違うとは思うんだけど、気になるわぁ~。